【歯科衛生士100人に聞きました】仕事のなかで感じた「ちょっとうれしい瞬間」を教えて!
歯科衛生士の仕事や職場、ライフスタイルについて約100人へのアンケートから読み解く本コーナー。
普段なかなか聞くことのできない現役DHたちのリアルな声をお届けします。
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目次
Q.仕事のなかで感じた「ちょっとうれしい瞬間」を教えて!
DH1年目の先輩の声
- 「丁寧にクリーニングしてくれてありがとう」「いつも明るいね」など患者様から声をかけていただいたとき(1年目)
- 担当になってほしいと患者に言われたとき(1年目)
- 患者様の緊張をほぐすことができたとき(1年目)
- 前回のP処でセルフケアの頻度や方法、サボった場合のリスク等をお伝えした後、今回のPCが前回より改善し、そのことを伝えて笑顔で喜んでもらえたとき(1年目)
- PMTCの時間が最初の頃より早くなったこと(1年目)
- メンテナンス終了後、「また次もお願いします」と言われたとき(1年目)
- 患者さんが帰る前に「気持ちよかったー! ありがとう」って言ってくれたこと(1年目)
- 患者さんから「口がきれいになった」や、「あなたの顔を見ると頑張れる」と言われたこと(1年目)
- 往診のときに私が来るのを楽しみにしてる、と言われたとき(1年目)
- 患者さんが私の名前を覚えてくれて、来院のたびに元気にしているか確認してくれる(1年目)
- 患者様に補助的清掃用具をお勧めして、次回その方が来院なさった時、購入してくださった瞬間(1年目)
DH2~3年目の先輩の声
- 初めての歯医者という子が、歯医者を怖いものだと思わずに帰ってくれたとき。またお口の中見てね! と言われたのがとてもうれしかった(2年目)
- 他の衛生士にNGを出している難しい患者様のスケーリングを担当することになり、恐る恐る施術したら、最後に「いつも痛いから嫌だったけどあなたが上手いのか、全然痛くなかった。ありがとう」と言ってもらえたこと(2年目)
- 小児歯科で勤務していますが、最初はチェアに乗るのも嫌がっていた子が、なにげないお話やTSD(Tell Show Do)をしていくことで少しずつ心を開いてくれて、次回から普通に治療に来てくれたり、終わった後に手を振ってくれたりした瞬間(2年目)
- 患者さんに「歯磨きの仕方の説明をしますね」と言ったら「ぜひお願いします」と言われて、意欲的に取り組んでくれた(2年目)
- 患者さんに顔を覚えてもらえて、「髪バッサリ切りましたね!」とお声掛けいただいたこと(3年目)
- 「こんなにサッパリしたの、初めて!」と言われたとき(3年目)
- かなり小さなことですが、治療の助手についたとき、ドクターが何も言わなくても物を準備できて、スムーズに補助できたこと(3年目)
- ちょっとクセのある患者さんに丁寧に話したり治療したら、次もあなたに治療して欲しいと指名された(3年目)
- また次もよろしくね。の言葉(3年目)
DH4~5年目の先輩の声
- あなたがいるから歯医者が怖くなくなったと言っていただけたとき。緊張してドキドキされてたときにトントンしたらとても感謝された。小児の診療が終わってハイタッチした後、子どもたちが自信満々に帰っていく後ろ姿を見たとき(4年目)
- 親御さんにお子さんが歯医者に来るのを楽しみにしていると言ってもらえたこと(4年目)
- 何気なく話した内容を患者さんが覚えてくれていて、次に来院されたときも話しかけてくれたこと(4年目)
- 患者さんと仲良くなり、子育てのアドバイスができたこと(4年目)
- 患者さんに丁寧な声かけで、安心して施術を受けられるといわれたとき(4年目)
- 患者さんにずっとやめないでねと言っていただいたとき(5年目)
- 「◎◎さんががいないと」と、スタッフが頼りにしてくれるとき(5年目)
- 患者さんに感謝の言葉を言われたり歯周病の程度が軽度になっていた時(5年目)
- 先生に頼られたり褒められた時。アシスト中に頭の中を読まれている気がすると言われた時(5年目)
DH6~7年目の先輩の声
- いろいろと業務を覚えてきて、院長の指示より先に動けるようになりました。院長に「もう準備したの?」「気が利くね」と褒めてもらえるとうれしいです(6年目)
- 矯正歯科で働いていますが、数年の矯正治療が終わり、ワイヤーが外れたときの患者さんの笑顔はやはりうれしいです(6年目)
- 治療をして病状が改善されたのを患者さん自身が実感して喜んでくれたとき!(6年目)
- 小児の患者さんが待ち時間に私の絵を描いて、プレゼントしてくれた。その絵の私のセリフが「たのしい!」って書いてあって、楽しく仕事ができてるってお子さんにもわかるような仕事なんだと改めて思った(6年目)
- 妊娠中の患者さんへ口育について伝えたところ、産後すぐ口の中を見せに赤ちゃんを連れてきてくれたこと(6年目)
- クリーニングして満足してもらった時や患者さんの口腔内がどんどんいい方向へ向かってるのが分かった時(6年目)
- 3歳の女の子とそのお母さんを担当させていただいているのですが、最初は泣きながらの治療だった女の子がだんだん歯医者に慣れて仲良くなり、親子2人で書いた可愛いイラストつきのお手紙をくれたこと(7年目)
- 十分に研いだ手用スケーラーで縁下歯石を取れたとき。気持ちがいい(7年目)
- 担当のお子さんの母親に「今日はお姉さんに会う日だーってニコニコだったんですよ」と教えていただいたとき(7年目)
- いつも厳しい患者さんのメンテについたら、「あなたにしてもらえてよかった」と言われたとき(7年目)
- 担当した患者様が次回も指名してくださる時(7年目)
*こちらは、2024年1月発行「就活BOOKクオキャリア春号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。