【歯科衛生士100人に聞きました】職場でストレスを感じる? その理由や原因は?
歯科衛生士の仕事や職場、ライフスタイルについて約100人へのアンケートから読み解く本コーナー。
普段なかなか聞くことのできない現役DHたちのリアルな声をお届けします。
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目次
Q.職場でストレスを感じる? その理由や原因は?
ストレス“ある”派/人間関係が原因
- 新人なので理不尽な注意に対しても言い返すことができず気疲れします(1年目)
- 院長の経営方針へのストレス、受付との喧嘩(1年目)
- 理不尽なことで怒られることがあるが、スタッフが自分一人のため愚痴を言える相手がいない(2年目)
- 体調悪いアピールが酷い先輩を気遣うのが疲れる(2年目)
- 先生からの指示が曖昧だったり、矛盾したことを言われたりしたときに言い返すとこじれるので、静かに飲み込みます(3年目)
- 上司同士のいざこざ。掃除をしない人がいて、その人の分までしなければならない事(3年目)
- 人間関係。患者さんよりスタッフ同士の方が気を遣います(4年目)
- 後輩の態度が悪すぎて、ストレスを感じる。さらに上の先輩に対しても同じ対応をしているのにはもっとストレスを感じる(4年目)
- 自発的に動いてほしいという方針からマニュアルがないため、院長の求めている動きがスタッフに伝わっていない。できてないと院長が小言を言ったり不機嫌になったりして医院全体が嫌な雰囲気になる(5年目)
- 人の失敗を喜んでいるスタッフがいるとき。医院にとってマイナスになるのにとイライラしてしまう。One-teamであることを理解してほしい(5年目)
- 職場の人間関係にストレスを感じます。お局さんに自分だけ辛く当たられたり、同僚のいい加減な仕事に気づいてリカバリーするのが自分だけしかいないときにしんどいなと思います。また、非常勤の歯科医師とも反りが合わない感じがします(5年目)
ストレス“ある派”/その他の原因
- 自分の勉強不足や技術不足により適切で円滑な治療が行えなかったとき(1年目)
- 忙しすぎてトイレに行けない。水分補給もなかなかできない(1年目)
- 新卒で歯科衛生士なのに、なぜか受付のリーダーを任されたこと(1年目)
- 合わないシューズを履かされて足の痛みを我慢して働いてる(2年目)
- 院長先生によく叱られる。自分でも上手くいかないと感じることもある(2年目)
- 自分の理想と少し違うから(2年目)
- 先輩によって教え方が違い怒られたり、機嫌を伺うのがストレスになる(2年目)
- 休みがとりにくいから(3年目)
- 処置が長引いたり、帰りが遅くなったりする時(3年目)
- 歯科衛生士が自分1人しかいないので、忙しくても自分が片付け等をやらないと何も仕事が進まない(4年目)
- 自分より後に入ってくる人が全員年上(4年目)
- 色んな人と関わる仕事なので、苦手な方がいたりする為、緊張などしてしまう(4年目)
- 人手不足(4年目)
- 院長の人づかいが荒い!あれ持ってきて、あれして、これして、と、人が作業途中なのに色々言ってくるのがストレス(4年目)
- 先輩がおしゃべりばかりで洗い物が溜まること(5年目)
- デンタルハイジーン等の勉強できる雑誌や本がない(5年目)
- 社員が私しかいないので有給がとれない。拘束時間が長い日がある(7年目)
ストレス“ない”派
- Dr.とも仲良くしてもらってるので居心地がよい(1年目)
- 歯科衛生士になったことで一人ひとりの患者さんにより深く関わるようになって、口腔内の変化などにも気づけるようになったから(1年目)
- 先輩も優しく指導してくれて仕事にやりがいを感じるから(2年目)
- 元々外科と審美がやりたくて歯科衛生士になり、実際に外科と審美専門の自費の医院に勤めています。やりたいことがやれる環境なので楽しく幸せに働いています!(2年目)
- 私が働きやすいように周りが働きかけてくれていると感じるから(4年目)
- 立場の違いから院長と意見が合わないときもあるが、基本的に人間関係は良好なので楽しくお話ししてると忘れちゃう(5年目)
まとめ
人間関係はもちろんのこと「仕事にやりがいを持てるか」も実はストレスを左右するポイント。イキイキ自分らしく働けるか、しっかり見極めましょう!
*こちらは、2023年9月発行「就活BOOKクオキャリア秋号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。