【歯科衛生士100人に聞きました】歯科衛生士の仕事は学生時代に想像していたよりも…

歯科衛生士の仕事や職場、ライフスタイルについて約100人へのアンケートから読み解く本コーナー。
普段なかなか聞くことのできない現役DHたちのリアルな声をお届けします。

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Q.歯科衛生士の仕事は学生時代に想像していたよりも…

「とてもやりがいがある」と答えた歯科衛生士さんの回答

  • “歯科衛生士”として仕事を任せてもらえ、責任を持って患者さんと向き合えるから(1年目)
  • 歯科衛生士で良かったと日々思えているから(1年目)
  • 患者さんから感謝される(1年目)
  • 教科書で習ったことはあくまでも机上のことで、患者さんと対面してこそ学ぶことがたくさんあると感じるから(1年目)
  • 自分が指導したことが患者様のセルフケア向上に繋がっていたりするとやりがいを感じる(1年目)
  • 患者さんが喜んでくれたとき。結果に見えて状態が良くなったときに感じる(2年目)
  • 知識も手技も常に向上心を持っていないといけないと分かったから。学生時代には学べなかったことも働きながら学んでいて楽しい(2年目)
  • 勉強したことを患者に教える立場になれた(2年目)
  • 自分の介入した患者さんの口腔衛生状態が高まったり、あなたに次もお願いしたいです、と言われたりするとうれしくなります(2年目)
  • 患者さんとコミュニケーションを取りしっかりと向き合うことで、口腔環境の改善が見られるなど楽しく診療ができているから(2年目)
  • 患者さんとコミュニケーションをとることが多く、その中でTBIでお話ししたことを実践してくれていたり、口腔ケアへのモチベーションが上がっているなと感じる瞬間があったりするから(3年目)
  • 学生時代に頑張って覚えた知識を活かして、患者さんにアドバイスができると「あのとき頑張って良かった!」とすごくやりがいを感じる(3年目)
  • 臨床に出るとやっぱり教科書通りにいかなくて最初は戸惑いましたが、年数を重ねてみると最初分からなかったことが「そういうことか」と理解が深まってくるのでそこにやりがいを感じています(3年目)
  • 患者さんから指名していただいたり担当した方の口腔環境が徐々に整っていったりするととてもうれしいからです(3年目)
  • 自分が関わった患者さんの口腔内環境が改善していると、とてもうれしくなる(3年目)
  • 患者様のお役に立てるのがうれしい。直接お礼を言ってもらえるのもうれしい(3年目)
  • 自分が提案したことが患者様のモチベーションにつながり、口腔内が良くなっていくのを実感できます。患者様とお話しするのもとても楽しいです(3年目)
  • 自分が治療することで歯周病が改善するとうれしい(4年目)
  • 自分が行ったSRPやOHIの結果が出たときにやりがいを感じます(4年目)
  • 患者さんを幸せにすることができるから(4年目)
  • 臨床ではいろんな発見があったり患者さんから感謝の気持ちを受け取ったりできるので(4年目)
  • 座学と臨床では、楽しさがまったく違う(4年目)
  • 実際に患者さんと関わってみると、一人ひとりの治療には背景があることが分かり、そこにチームの一員として加わり責任の一端を担えることは、大変やりがいのあることだと思います(4年目)
  • 歯石が取れる瞬間は楽しい。月に一度お目にかかる大量の歯石をつけた患者さんのスケーリングは施術したくてうずうずします(4年目)
  • 老若男女さまざまな患者さんに対応していることが自信になっている(4年目)
  • マイナス1歳からの口腔育成に関わることができ、その人の人生の可能性をより広げられると感じるから(5年目)
  • 患者さんに直接関わる機会が多いのがとても楽しいです。口の中だけではなく、全身的に何か疾患はないかしっかり問診をする必要があるので、責任をもってやらないとな、と思っています(5年目)
  • 患者様の様子が間近で感じられるので(5年目)
  • 歯科衛生士になってから学ぶことが多く、その分、患者さんから直接感謝されるなどうれしい経験もできる(5年目)
  • 患者様が「ここで教えてもらってから歯間ブラシ使うようになって、1日1回はしないと気持ち悪くて!」と自ら率先して健康行動を取るようになったときに、深く関われたんだってうれしくなる(7年目)

「まあまあやりがいがある」と答えた歯科衛生士さんの回答

  • 一人一人の患者さんにより一層関わるようになって、口腔内の変化などにも気付けるようになった(1年目)
  • 定期検診の時にカリエスや疾患を見つけたら、進行する前に早期発見できて良かったと思います(1年目)
  • まだやりがいとかを感じられる程の事が出来てないけど、患者さんに感謝されたりするのは意外にもやりがいを感じる(1年目)
  • 患者さんがあなたにやってもらえてよかった。またお願いしますねと言われたとき(1年目)
  • もっと自信がつくようになって、技術も発達したらやりがいに繋がると思う(1年目)
  • まだ出来ないことが多くてたまに向いてないなとも思うことがあるけれど、上手くできた時や患者さんが感謝してくれた時はとてもやりがいを感じる!(2年目)
  • 患者さんと話していて、フロスできるようになりました!や、子供が歯磨きだいぶできるようになってきました!などの言葉を言っていただけた時に指導してよかったなと思うため(2年目)
  • 学生時代にあまり触れてこなかった、超音波・シーラント・全額印象・レントゲンの位置付けなどが上手くできた時などに満足感と共にやり甲斐を感じます(2年目)
  • 歯科衛生士が主体となって患者さんに向き合う必要があるため、責任感が問われると共に達成した時にやりがいを感じられる(2年目)
  • 患者さんの笑顔がやりがいになります(3年目)
  • 患者様に喜ばれたり、技術が上がることに関してやりがいを感じます(3年目)
  • 自分の歯周治療で口腔内環境が変わって行くのを見るのが楽しい(4年目)
  • キレイになったと感謝される(4年目)
  • 患者様に感謝されることが多い仕事だから(4年目)
  • ありがとうの言葉や状態が良くなっていくのを見ているとまた頑張ろうって思える(4年目)
  • 実際に患者さんの歯周病が改善するのを体感するとモチベ上がります(5年目)

「あまりやりがいがない」と答えた歯科衛生士さんの回答

  • もっと患者さんに感謝されたり〜とかを想像していたけど、忙しくてあまり話せないし回すことで精一杯なときがある(1年目)
  • まだやりがいを感じるほど仕事ができない(1年目)
  • アポがいっぱいで30分枠でリコールを見切らなければならない、十分な指導ができない(2年目)
  • 患者さんがきれいになったと喜んでくれるとやりがいがあるなと感じるが、そんなことを言ってくれる患者さんが滅多にいない(3年目)
  • 毎日同じことの繰り返しなので。患者さんに喜んでもらえたときは嬉しいしやりがいを感じる(4年目)
  • 自分に自信がないからだと思います(4年目)
  • 頑張っても評価されないから(4年目)

「全然やりがいがない」と答えた歯科衛生士さんの回答

  • 同じことの繰り返しだから(2年目)
  • どの歯科医院に行っても人間関係で悩む。患者さんとのコミュニケーションは取れていない。歯石取りか治療のアシスタントばかりで患者さんとはほぼ話さない(3年目)

まとめ

やりがいを感じられる職場なら日々の仕事が楽しくなる

歯科衛生士だからこそできる仕事に携われたり、集中できる環境が整っていたり、歯科衛生士を「国家資格を持つ職業人」としてリスペクトされていたり、という環境下でやりがいを感じている歯科衛生士さんが多いようです。

また、「やりがいがある」と答えた方の中で、「楽しい」「うれしい」というコメントが多く見られました。
「やりがいがある」仕事というのは、同時に責任やそこに至るまでのスキル磨きなど“大変”なことも伴いますが、その先にこそ得られるものも多いのではないでしょうか。
「仕事が第一でない」という人でも、少しも仕事にやりがいを見出せなければ、働き続けるのはキツいはず。
職場選びの際は、自分がどんな仕事ができるところ・どんな仲間と働けるところであればやりがいを感じられるか、ぜひ考えてみてください。

*こちらは、2023年6月発行「就活BOOKクオキャリア夏号」、2023年9月発行「就活BOOKクオキャリア秋号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。

 

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