10のポイントで確認!!正しい履歴書の書き方
履歴書はあなたの人となりを表すもの。ベストな履歴書とは、採用担当者が「会ってみたくなる」ようなもの。基本に忠実に最低限のルールを守りつつ、自分のPRポイントや熱意を表現し最高の就活スタートを切りましょう。
目次
POINT1.書く前の準備
履歴書・封筒・印鑑・写真・黒ボールペンはもちろん、卒業年度早見表、捺印マットなどがあると便利で書き損じも少なくなります。学歴・職歴欄が大きすぎず、志望動機をしっかり書けるものを選びましょう。
POINT2.誤字・脱字に注意
字の巧さには個人差がありますが、下手な人でもせめて丁寧に書くことを心掛けましょう。
修正ペン&テープは原則NGなので、字を間違えたら潔く書き直すこと。鉛筆で薄く下書きを作っておくのも得策です(インクが乾いたらそっと消しましょう)。
POINT3.写真で印象をUP!
履歴書で最も重要な部分ともいえる写真。『人は見た目が9割』(竹内一郎著/新潮新書)という本も出ているほどで、応募してきた人がどんな人間なのか、求人元は写真を見て無意識に判断してしまうのです。
提出日の3ヶ月以内に撮影したものを使いましょう。スピード写真は手軽で安価ですが、仕上がりの精度はイマイチ。やはり専門の写真店でアドバイスをもらいながら、気に入った1枚を選びましょう。
プリクラやスナップ写真はもってのほかですよ。白いブラウスにジャケット着用が好印象。長い髪は一つに束ねましょう。濃いメイクは避け、にっこり笑顔で。
POINT4.基本情報にもコツがある
書き慣れているはずの個人情報ですが、そこにはちょっとした落とし穴が…。例えば、都道府県やアパート名を省略するのはマナー違反であり、履歴書によっては「ふりがな」「フリガナ」といった具合に平仮名・カタカナの違いがあることも。
また、日付欄には「記入する日付」でなく「提出する日付」(郵送する日や持参する日)を記入します。メールアドレスを記載する欄がない場合は、住所欄に添えましょう。
【良い例】
京都豊島区上大塚一丁目1番1号クオリアマンション201号室
【悪い例】
豊島区上大塚1-1-1-201
POINT5.学歴は簡潔に正しく
学歴・職歴欄の1行目には「学歴」と記入しましょう。学歴を小学校から書く人がいますが、就職活動においては高校卒業から書くのがセオリーです。ここで注意すべき点は2つ。
1つ目は卒業年度の計算ミス。間違えないために、卒業年度早見表をインターネットからダウンロードしておくと便利です。
そして、2つ目は学校の正式名称である「○○県立」や「高等学校」などを省略して書いてしまうこと。採用担当者は細かくチェックしているので気を付けましょう。
POINT6.免許・資格は取捨選択
業務に関係あるもののほか、一般的に、履歴書に書いて有効なのは、TOEIC600点以上、英検・漢検はともに2級以上。普通免許は要記載事項ですが、趣味に寄ったものは書く必要はありません。また、正式名称と正しい等級であるかも必ず確認しましょう。
POINT7.趣味・特技はほどよく
自身の人柄や物の考え方が伝わる項目。あまりにも多趣味だと仕事に支障をきたすのではないかと不安を持たれ、無趣味でも面白味のない人間と思われてしまう恐れがあります。面接で話の種になりそうなものを厳選しましょう。
POINT8.志望動機は力強く、本人希望欄は控えめに
よく「就職は結婚と同じ」といわれますが、たしかに相手にどれだけ熱意・誠意を伝えられるかという点ではよく似ています。志望動機は最低でもスペースの半分は埋めるようにしましょう。逆に本人希望欄はあまり主張を強くしすぎないように要注意です。
POINT9“添え状”で採用率UP
①あいさつ状の基本要素である日付・宛名・自分の氏名・連絡先
②頭語・時候のあいさつ・結語
③送付の目的
④簡単な志望動機・自己PR
を記載しましょう。
POINT10最終チェックは忘れずに
書き終わったことで安心せず、隅から隅まで目を通しましょう。案外1つ2つは抜けがあったりするもの。せっかく長い時間をかけて書いたのですから、不備のないように最終チェックをお忘れなく。
- 誤字・脱字のチェックふりがな(フリガナ)をふる
- 写真を貼る印鑑を押す
- 学校名・学部などは省略不可
- 学歴・免許・資格は正確に
- 通勤時間を書く
- 志望動機の文章
- チェック書き忘れがないか
- 再確認履歴書のコピーを取る
- 添え状を入れる
- しっかりと封をする