過去問アプリ編集長直伝! 国家試験はじめてレッスン「合格のための基本のキ」
こんにちは! クオキャリア事務局です。
初めての歯科衛生士国家試験に不安を抱えていませんか?
そんなあなたのために、受験にあたっての注意やポイント、そして攻略法を、クオキャリアの歯科衛生士国試対策過去問アプリ編集長がわかりやすくお伝えします。
初回のテーマは「合格のための基本のキ。」
備えあれば憂いなし。まずは、受験にあたっての心構えや何から始めればいいかなど、基本からマスターしましょう!
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今回のテーマは…
【合格のための基本のキ。】
1.必要以上に恐れず学校の授業に取り組もう
歯科衛生士国家試験は「上位◎名が合格」といった競争試験ではなく、基準点をクリアできた人全員が合格できる試験。
また、合格率も近年95%前後で推移しており、油断は禁物ですが、基礎知識が身についていれば受かる試験といえるでしょう。
出題範囲はすべて学校で学ぶ内容となっており、学校のカリキュラムには試験対策も含まれています。
今年度は感染症の影響で、通常とは違った形の授業になっている学校も多いことかと思いますが、まずは日々の授業にしっかり臨むことが大切です。
2.好きな科目から始めればOK!
「どの科目から勉強すればよいか」という声がよく聞かれますが、明確な答えはありません。
なぜなら、出題される科目には関連性があり、どの科目から勉強したとしても結局やるべきことは同じになるからです。
苦手な方が多い構造や機能、疾病などの基礎的な科目も、歯科予防処置や歯科保健指導、歯科診療補助といった科目を勉強するなかで必然的にふれることに。
つまり、やれることからやっていけば大丈夫です。
3.勉強仲間の存在が合格を後押ししてくれる
勉強には一人で頑張らなければならないところがあるのは確かですが、同時に支え合う友だちの存在も欠かせません。
勉強の悩みを相談したり励ましあったりできれば心強いことはもちろん、問題を出し合ったり理解できていないところを教え合ったりすることで知識の定着にもつながります。
国試への道は長丁場。友だちと力を合わせて乗り切りましょう!
4.本格的に走り始める前に“慣らし運転”をしよう
「先輩方はいつから本格的に勉強を始めたの?」というのも気になるところ。しかしそもそも何事もいきなり“本格的に”するのは難しいもの。
夏は本格的な勉強に入る前の助走をする時期。とにかく勉強の最初の一歩を踏み出しましょう。
例えば毎日1問でも解いてみる。それも立派な勉強のスタートです。今から小さなことを積み重ねて徐々に勉強に慣れておくことで、冬頃にはスムーズに受験モードに入れますよ。
5.試験攻略のカギはなんといっても過去問
国試勉強のスタートにオススメなのが、過去問。過去問を解くことで、自分が今どの程度わかっているのかや試験レベルをつかむことができるからです。
また過去問の最大のメリットは、頻出問題や出題の傾向を知ることができること。これまでの試験では、少し形式が違っていても問われていることは過去に出たものと同じという問題がたくさん出題されています。
過去問を数年分・繰り返し解いて、よく出てくる問題を体に染み込ませましょう。
夏休みは、慣らし運転で大丈夫! まずは1日1問からやってみること。
一緒に勉強して支えあえる仲間を探しておくこと。
そんなふうに少しずつ始めておけば、本格的な受験勉強が始まっても、すっと順応できそうです。
皆さんもぜひ、自分のペースで一歩踏み出してみてくださいね!
監修:笠原玄太さん(過去問アプリ編集長)
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*こちらは、2024年6月発行「就活BOOKクオキャリア夏号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。