その痛みや腫れ、口腔アレルギー症候群かも ほか|オトナDH研究所
就職して社会に出ると、日々の生活や将来のこと、さまざまな場面でのマナーなど、仕事以外にも考えることがたくさんあります。
ここでは歯科衛生士が知っておきたい社会人としての常識やマナー、生活の知恵などをご紹介。
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目次
その痛みや腫れ、口腔アレルギー症候群かも
果物や生野菜を食べた後に口の中がピリピリしたりのどがむずがゆくなったりしたら、食物アレルギーの一種で近年増えている口腔アレルギー症候群かもしれません。
特に花粉症のある人は要注意。
一部の果物・野菜のアレルゲン(アレルギーの原因物質)は花粉のアレルゲンと似ており、体が反応してしまうからです。
鼻水や目の充血など花粉症のような症状だけでなく、じんましん、下痢、意識消失などを引き起こす場合もあります。
口の健康に関わる職業として覚えておくと良いでしょう。
おいしくできる熱中症対策
熱中症を防ぐには、こまめな水分・塩分補給が何より大切です。それに加え、普段の食生活にも気を配りましょう。
特に意識して摂りたいのがビタミンB群。玄米、豚肉、レバー、卵、納豆、バナナなどに含まれており、疲労回復に効果があると言われています。
たとえば朝食に玄米ご飯と豚汁を食べておやつはバナナにするなど、少し意識すれば生活にすぐ取り入れられますよ。
帽子や日傘も忘れずに!
“お菓子”じゃなくて“おやつ”を楽しもう
砂糖たっぷりの甘い“お菓子”を食べると気分が落ち着くのは、快感を促すドーパミンや、気分を鎮めるセロトニンが脳内で分泌されるからです。
ところが急激に血糖値が上がる分、降下のスピードも早く、そのギャップが情緒を不安定にしたり体に負担をかけたりすることも。
勉強や仕事中の間食イコールお菓子と考えず、効果的な“おやつ”を食べるようにしましょう。
エネルギー補給には、疲労回復効果のあるクエン酸を含むリンゴやキウイフルーツなどの果物や、腸の働きを良くするオリゴ糖を含むヨーグルトなどがおすすめ。
*こちらは、2024年9月発行「就活BOOKクオキャリア秋号」、2017年6月発行「就活BOOKクオキャリア夏号」、2017年9月発行「就活BOOKクオキャリア秋号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。