患者さんにすすめたい絵本や一般向けの書籍 ほか|オトナDH研究所
就職して社会に出ると、日々の生活や将来のこと、さまざまな場面でのマナーなど、仕事以外にも考えることがたくさんあります。
ここでは歯科衛生士が知っておきたい社会人としての常識やマナー、生活の知恵などをご紹介。
ワンランク上のオトナDHを目指しましょう!
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目次
患者さんにすすめたい絵本や一般向けの書籍
短時間のTBIで伝えきれないときは、口腔を題材にした書籍を患者さんに提案してみませんか。
歯や歯磨きの大切さを描いた1972年発売のロングセラー『はははのはなし』。
列車になった歯ブラシが子どもの歯を磨いていく『はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!』。
小学生の主人公が口臭の原因を探るストーリーを追ううちに歯周病が理解できる 『あの人のお口がにおったのはナゼ?』。
図書館や書店でぜひチェックしてみてください。
『はははのはなし』作:加古 里子/出版社:福音館書店
『はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう!』作:くぼ まちこ/出版社:アリス館
『あの人のお口がにおったのはナゼ?』著:NPO法人 最先端のむし歯・歯周病予防を要求する会
監修:西 真紀子/出版社:株式会社オーラルケア
「聞く力」こそコミュニケーションの要!
コミュニケーションでは、実は「話す」よりも「聞く」が重要です。特に歯科衛生士の場合、患者さんの要望を聞くのが診療の第一歩。
そして「聞き上手」になるために今日からすぐにできるのが、オウム返しです。
たとえば「3日前から右下の奥歯が痛むのですね」など患者さんの言葉を繰り返すことで、患者さんはわかってもらえていると安心しますし、聞き間違いの防止にもなります。主訴や希望に合った最適な診療を提供するため、ぜひ取り入れてみましょう。
小さな目標達成が大きな夢への第一歩
理想の歯科衛生士像はありますか?
「認定歯科衛生士になりたい」「患者様から指名されたい」など、大きな夢を持っている人も多いと思います。
でもいきなり上を目指しすぎると、現実とのギャップに落ち込んでしまうもの。まずは「患者様と世間話をする」「教科書を復習する」などの小さな目標を立て、クリアしていきましょう。
達成感を得ることで仕事が楽しくなり、大きな夢へ少しずつ近づけます。
*こちらは、2024年6月発行「就活BOOKクオキャリア夏号」、2024年1月発行「就活BOOKクオキャリア春号」、2017年3月発行「就活BOOKクオキャリア春号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。