【新卒】目標は年内内定! でも、選び方が分からず気づけば国試目前に…|私の就活体験談《国試後に就活編》

臨床実習に国試対策、就活にアルバイトと、歯科衛生士学生はやることが盛りだくさん!
何からどう始めたらいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

先輩の就活体験談から反省点やアドバイスをピックアップ!
先輩の体験談を参考に、あなたにピッタリの医院を見つけてくださいね。

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先輩歯科衛生士のプロフィール

O.Nさん

DH1年目・22歳・関東の一般歯科に勤務

就活データ

  • 就活を意識し始めた時期:7月
  • 最初に見学した時期:11月
  • 見学した医院数:8件
  • 内定時期:翌年5月

見学先選びに迷い、見えてきたこと

私が就職活動を意識し始めたのは夏休み。当時は年内に内定をもらい、年明けからは国試に集中するイメージを持っていました。最初は求人情報を眺める程度で、秋口から本格的に見学先を検討し始めましたが、正直、探し方がよくわからなくて…。

「給料」「休み」などの条件面で絞っても候補がたくさんあり、どんな基準で選べば良いのか悩んでしまったんです。そのため、とりあえず実習先の1件と、知人が患者として通っていた2件を見学しました。でも結局どこもピンとこないまま、そうこうしている間に家庭の事情と国試勉強で忙しくなってしまって。そこで、国試が終わるまで一旦就職活動はストップしました。

ただ、この3件の見学を通して、自分の中で「就職したい医院の条件」が見えてきました。「医院全体に思いやりが感じられること」、「入職後にきちんと教えてくれること」、そして何より「地域の患者さんに親身な診療を行っていること」です。国試後はその3点を基準に、10件見学を申し込み。しかし、すでに募集を締め切っている医院も多く、実際に見学できたのは5件でした。その中には、院内がとてもキレイだったり、待遇が良かったりする医院もありましたが、自分なりの「基準」ができていたことで、優先順位が明確に。最終的には自分に合った職場を見つけることができました。

国家試験後の就職活動の振り返りと反省

とはいえ、国試後の短期間に多くの医院を見学するのは、体力的にも精神的にもかなり大変でした。応募先とのメールのやりとりに追われたり、いろいろなところを見過ぎた結果、記憶があいまいになってしまったり。就活を始めた頃を振り返ると、当初からしっかり自分の「選択軸」を持っていれば、候補が絞りやすかったと思います。

そして、ゆとりを持って国家試験を迎えるためにも、国試勉強が本格的に始まる前に就職活動を終わらせるのがおすすめです。私の経験も参考に、皆さんが無理なく理想の職場に出会えることを祈っています。

先輩歯科衛生士の就活体験談から学ぶポイント

反省ポイント(1)

給料や休みだけだと候補を絞りきれずに、とりあえず実習先や知人のオススメ医院へ見学に…。

アドバイス
「条件だけ」だと結局ピンとこなくて決め切れない…となりがち。見学先を検討するにもまず自分が本当に大切にしたい軸を考えることがマストです。

反省ポイント(2)

国試後には10医院に申し込んで5医院見学へ。メモはしていたけれど、見すぎてよく分からなくなってきました。

アドバイス
せっかく見学時にメモを取っても、「取っただけ」では結局直感頼りに。見学後に振り返りを行うこと、自分の「気持ち」も文字に起こしてみることがオススメです。

反省ポイント(3)

元々年内に決めるつもりが決め切れずに、国試後に仕切り直し。体力的にもしんどかったです。

アドバイス
大きなカギを握るのは、“〆切意識”を持てるかどうか。「年内に就職を決めて年明けは国試勉強をしよう」など強い気持ちや目標を持ちましょう。

*こちらは、2023年9月発行「就活BOOKクオキャリア秋号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は取材時のものとなります。

 

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