フル活用してカシコく就活! クオキャリアのDH就活フェス攻略術|前編

クオキャリアの合同就職説明会「DH就活フェス」は、歯科衛生士の就活の定番イベントです。
DH就活フェスには、歯科衛生士学生や歯科衛生士の就職活動に役立つコンテンツが盛りだくさん!
それらを、もれなくカシコく活用するための攻略ポイントについて、前後編でお届けします。

・フル活用してカシコく就活! クオキャリアのDH就活フェス攻略術|前編(こちらの記事)
フル活用してカシコく就活! クオキャリアのDH就活フェス攻略術|後編

歯科衛生士専門合同就職説明会「クオキャリアDH就活フェス」
https://www.webqua.jp/fes

攻略術1:医院プレゼンでは、興味の度合いを「3段階」でチェック


DH就活フェスの最初のメインコンテンツは「医院プレゼン」です。

プレゼンでは、数十件の歯科医院が、1医院あたり2分ほどの持ち時間で次々と発表を行います。
スライドに合わせて先輩や院長が話をしたり、医院紹介の動画が流れたり…。
プレゼンの後に行われる“ブース訪問”で、どの医院の話を聞きに行くかを判断する材料となります。
後のブース訪問をスムーズに進めるには、プレゼンが終わってから「さて、どこに行こうかな?」と考え始めるのではなく、プレゼン中にある程度、「どのブースを訪問するか」を絞っておくのがおすすめです。

とはいえプレゼンでは一気にいろんな情報が入ってくるため、しっかりメモを取る余裕はありません。
また、「仕事内容」や「福利厚生」などは共通する内容のことも多いので、キーワードをメモしただけでは、後から見返した時にあまり参考にならないことも。
「この医院、どこが良かったんだっけ?」「先輩が優しそうな医院があったけど、それってどの医院だっけ……」などと記憶があいまいになり、せっかくプレゼンで興味を持った医院があっても、次につなげられないかもしれません。

そこで、医院プレゼンの記録としてオススメなのが、「三段階評価」です。

◎=とても興味あり
◯=少し興味あり
×=興味なし

「◎○×」の三段階で、医院名のリストに印をつけていくのです。
こうすることで、興味を持った医院をきちんと把握しておけますし、ブース訪問の優先度が一目でわかります。
余裕があれば、さらに一言「先輩が元気」「院長が楽しそう」など、感想を書き留めておくと良いでしょう。

攻略術2:ブース訪問では「質問」をすべし!

医院プレゼンが終わったら、次はブース訪問タイム。
歯科医院ごとに設けられたスペースを参加者が自由に回って、在籍歯科衛生士や院長と直接話をする時間です。

ここで心がけたいのが、「自分から質問をすること」です。
なぜなら、求人票や医院パンフレット、プレゼンなどは、医院から求職者への“一方通行”の情報だから。つまりそれらは、その医院が自分たちの「良いところ」を、しっかり準備をした上でアピールしたものなのです。
よってそういった求人媒体では、どの医院も魅力的に見えて当たり前だとも言えます。

一方でブース訪問では、医院側から説明を聞くだけでなく、求職者(フェス参加者)側からも質問ができます。
つまり、医院と求職者が“双方向”で話ができる貴重な機会なのです。
このチャンスを逃す手はありません!
もちろん、医院へ見学に行けば自由に質問はできますが、DH就活フェスなら医院それぞれに足を運ばなくても、1日でたくさんの医院のスタッフと話をすることができます。

こうした“双方向”のコミュニケーションは、自分が知りたい情報を引き出せる良さがあるのはもちろん、スタッフの“リアルな反応”が見られることも大きなメリットです。
求職者から、「答えを用意していないことを質問された時」や「自分の医院では叶えられそうにない希望を出された時」の表情や返答には、その歯科医院の“素”の部分が出ると言っても良いでしょう。

また、質問に対して「求職者の目線で答えてくれるか」「不安に寄り添ってくれるか」ということも、入職してからの新人教育体制につながるチェックポイントです。

せっかくブース訪問をしても、先輩の話を聞いただけで終えてしまうのはもったいない!
貴重な“双方向”コミュニケーションのチャンスを活かし、たくさん質問をしてみましょう。

攻略術3:ブース訪問は「立地」にこだわりすぎないのが◎

DH就活フェスでは、たくさんの医院をまとめて比べることができます。
「こういう雰囲気の職場もあるんだな」「この医院とあの医院では、新人教育のスピードが全然違うんだな」など、紙やWEBの求人情報では捉えにくいことを、自分の目や耳で感じられる機会です。
ざっくりと、「世の中にどんな歯科医院があるのか」を理解できる場だと考えるとわかりやすいでしょう。

そして、多くの医院のプレゼンを見たり、ブース訪問でスタッフと話をしたりする中で、「自分には、こういうタイプの職場が合っていそうだな」という傾向がなんとなくつかめてくると思います。

しかし場合によっては、「自分が就職したいエリアでは、1~2件の医院しか出展していなかった」ということもあるでしょう。
そんなとき、その1~2件のブースだけを訪問して帰ってしまうのは、これもまた、もったいなさすぎるんです!

繰り返しになりますが、フェスで得られる大きな収穫の一つが、「たくさんの医院の実情を知って、世の中にどんな歯科医院があるのかを把握する」こと。
この目的のためなら、立地はあまり関係ありません。

「実際に自分が通うには、ちょっと遠いな」と思う立地の医院であっても、とりあえず話を聞いて、自分が働くイメージをふくらませてみるだけでも価値があります。
立地にこだわりすぎずに、たくさんの医院のブースを訪問することがオススメです。


<今回のまとめ>
●攻略術1:医院プレゼンでは、興味の度合いを「3段階」でチェック
●攻略術2:ブース訪問では「質問」をすべし!
●攻略術3:ブース訪問は「立地」にこだりすぎないのが◎

後編では、「休憩コーナー」「求人コンシェルジュ」「履歴書用写真コーナー」の攻略法と「友人と一緒に参加する場合の“オススメ行動”」についてお届けします。

歯科衛生士専門合同就職説明会「クオキャリアDH就活フェス」
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