【新卒】遠方就職はマトを絞って早めに動く!|私の就活体験談《関東へ就職編》

臨床実習に国試対策、就活にアルバイトと、歯科衛生士学生はやることが盛りだくさん!
何からどう始めたらいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

今回は早めに就職活動を始め、希望通りの歯科医院に就職することができた先輩歯科衛生士にインタビュー。
いつからどんなふうに就活を進めたのか、たくさんの就職先候補の中からどうやって絞り込んでいったのかなどを聞いてみました。
先輩の体験談を参考に、あなたにピッタリの医院を見つけてくださいね。

★就活体験談・転職体験談 記事一覧はこちら

先輩歯科衛生士のプロフィール

I.Aさん

出身地:北陸 就職先:埼玉県

2023年3月に北陸地方の歯科衛生士学校を卒業。4月から埼玉県内の住宅街に位置する小規模な診療所に勤務。就職を機に始めた一人暮らしを満喫中。

就活データ

  • 就活開始時期:3年生の4月
  • 内定時期:3年生の11月
  • 見学した医院数:2件
  • 就職先医院の見学時間:3時間
  • 就活につかったもの:求人票/求人誌/WEB

3年生の4月からリサーチを開始

私はもともと地元を離れて関東で就職し、一人暮らしを始めたいと考えていました。
でも学校に来る求人は、ほとんどが県内のもの。学校では履歴書や面接についてのサポートはありましたが、県外の就職情報を収集するのは難しかったので、全部自分でやるつもりで就活に臨みました。

情報収集を始めたのは3年生の4月です。県内での就職組は11月頃からの動き出しだったので、早い方だったと思います。
情報集めで最初に使ったのはクオキャリアのアプリでした。もともと国試対策のためにダウンロードしたのですが、アプリ内から新卒求人も見ることができたので。
歯科以外も載っている大手の求人サイトも見てみましたが、必要な情報を見つけにくくて結局使わなかったです。歯科衛生士専門の方が使いやすかったですね。

希望エリアとしては最初から埼玉県に限定して探していました。
東京は都会すぎて怖いイメージがあったのと家賃が高いというのも理由です。北陸新幹線を利用しやすく帰省に便利、というのも魅力でした。

まずは早め見学をにしたいと思っていたのですが、5月はずっと臨床実習。6~11月の間も臨床実習があり、さらに新型コロナウイルスの関係で実習開始の2週間前からは県外へ移動ができず、スケジュール調整が大変でしたね。なんとか6月に、見学に行く日を1日確保しました。

譲れないポイントを決めて見学先を厳選

見学先に選んだ医院は2件です。
埼玉まで行くのに時間もお金もかかるためたくさんは見学できないですし、私はもともと選択肢が多すぎると決められないタイプ。譲れないポイントを決めて事前に医院を厳選しました。

まずはエリアや「スタッフ人数」「給与」「予防歯科」で絞り、それから雰囲気をチェックしていきました。人数が多すぎると連携やコミュニケーションがむずかしそうだと思い、10人前後くらいの規模の医院を探しました。

医院を探す際、クオキャリアのほかに活用したのが、患者さん向けホームページです。今働いている医院を見学したいと思ったのも、ホームページに予防を重視していることや最新の器具をそろえていることが書かれていたからでした。

見学は午前に1件、午後に1件行き、1日で終わらせました。
日程が限られていたので「この日のこの時間は大丈夫ですか?」と、具体的に日時を聞いてアポイントを取りました。どちらの医院も履歴書は不要でしたし、新幹線1本で行ける場所だったので、あまり緊張することなく見学に臨めました。

医院見学を120%活用するために

私は医院に聞きたいことをあらかじめリストアップしてから見学に行きましたが、就職を決めた医院では、「見学シート」というものが用意されていました。そこに記載された項目の中から自分が知りたいことにチェックを入れる方式で、私が聞こうと思っていたことはほとんど網羅されていました。

その中で唯一追加で質問したのが、メンテナンスについてです。
実習に行った先が予防メインで1時間くらいかけてメンテナンスをしている医院だったので、私もそういうところがいいなと思っていたからです。この質問をしたおかげでアポイント枠の時間や診療の手順について詳しく知ることができて、より働くイメージがつきました。
見学では受け身で話を聞くだけでなく、こんなふうにこちらから一歩踏み込んだ質問をすれば、リアルなことを知ることができ、入職後の「こんなはずじゃなかった」を減らせると思います。

見学に伺った2件とも良い医院だったのですが、雰囲気、立地、予防専用ユニット、セミナー参加OKなどが決め手になって今の医院を選びました。

振り返るとやっぱり、実際に足を運ぶって大事だなと思います。見学当日、院長先生は忙しくてあまりお話ができなかったのですが、それでも直接お会いすると人柄がなんとなく伝わってきました。また医院の雰囲気が自分に合うかどうかのほか、医院周辺の利便性や治安など求人票や求人サイトではわからないことも確認できました。

遠方就職は大変だけど楽しい!

地元で就職するよりもやることは多かったけれど、今は一人暮らしを始めてワクワクしています。想定していた以上の家賃補助があったのもラッキーでした。

遠方就職をしたいなら、なにより早めの準備が大切だと思います。
でも、ただ「東京に行きたい」とかでは範囲が広すぎて何から手を付けていいのかわからなくなってしまうので、まずはどのエリアで何がやりたいのかを明確にすることをおすすめします。
自分のなかで「これは外せない!」というポイントを決めておけば、迷うことが減り決めるのが楽になります。私は「埼玉で予防に注力している医院」に絞って探したので、比較的スムーズに職場選びができました。

ちなみに6月は見学だけをして、正式な応募は臨床実習後の11月に行いました。面接はほぼ顔合わせのような感じでそのまま無事に内定をいただきました。

地元に就職するより時間とお金はかかりますが、「一人暮らしをしたい」「都会で働きたい」そんな気持ちのある方は、ぜひチャレンジしてください!
まずは、住んでみたいエリアにどんな医院があるかを求人サイトで眺めるだけでも楽しいと思いますよ。
こちらもチェック!
県外で&上京して就職するときのチェックポイント|歯科衛生士知っとこ!職場の見極め塾#33

 

新卒歯科衛生士の求人情報はこちら

転職歯科衛生士の求人情報はこちら

歯科衛生士の求人をお探しの方へ
クオキャリアでさっそく見つけてみる
クオキャリアLINE公式アカウント