正しく理解しよう固定残業代 ほか|オトナDH研究所
目次
はじめに
就職して社会に出ると、日々の生活や将来のこと、さまざまな場面でのマナーなど、仕事以外にも考えることがたくさんあります。
ここでは歯科衛生士が知っておきたい社会人としての常識やマナー、生活の知恵などをご紹介。
ワンランク上のオトナDHを目指しましょう!
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正しく理解しよう固定残業代
「固定残業代」とは、実際の残業時間にかかわらず一定時間分の残業代が毎月定額で支払われる給与制度のことです。「時間外労働10時間分の手当として3万円を支給」などと取り決めを行った場合、10時間を超えた分は別途残業代が支給され、逆に残業が10時間を下回っても支給額が3万円未満になることはありません。また必ず10時間分の残業をしなければならないわけでもありません。なお、クオキャリアの求人で「固定残業代」を取り入れているものについては、求人情報適正化推進協議会のガイドライン「求人情報提供ガイドラインと適合メディア宣言制度」に基づき表記しています。
出典:厚生労働省 https://jsite.mhlw.go.jp/hyogo-roudoukyoku/content/contents/000299205.pdf
使い捨て歯ブラシがなくなる?
2022年4月にプラスチック資源循環促進法が施行され、年間5トン以上のプラスチック製品を提供している事業者に対し、削減が義務づけられるようになりました。削減対象の品目の一つが、使い捨て歯ブラシ。年間100万本の歯ブラシを廃棄しているある大手ホテルでは、プランターなどにリサイクルする取り組みがすでに始まっています。旅行のときはマイ歯ブラシを持参し、プラスチック削減に貢献してはいかがでしょうか。
参考:環境省「プラスチック資源循環に関する特設ウェブサイト」https://plastic-circulation.env.go.jp/
「させていただく」の適切な使い方
①自分側が行うことを相手側または第三者の許可を受けて行う②そのことで恩恵を受ける事実や気持ちのある場合、の2点を満たしているときに用いるのがふさわしい使い方。たとえば相手の本を借りてコピーをとるときに「コピーをとらせていただけますか」は適切です。一方、会議などで「発表させていただきます」と言うのは間違いではありませんが、①にあてはまる状況でなければ「発表いたします」のほうが簡潔な表現と言えます。
出典:文化庁「文化審議会答申」https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/keigo_tosin.pdf
*こちらは、2022年9月発行「就活BOOKクオキャリア秋号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。