良いスタートを切るために 入職までにやっておきたい7つのコト
初出勤に向けて緊張やプレッシャーを感じている人も多いはず。
新生活の始まりをスムーズに迎えるためには、7つの準備をしておくことをオススメします。
目次
入職までにやっておきたい7つのコト
1.余裕を持ってそろえよう
【提出書類の準備】
一般的に必要になるのは、個人番号(マイナンバー)カードのコピー、年金手帳、扶養控除等申告書、卒業証明書など。ほかにも、通勤経路申請書や健康診断書が求められることもあります。役所で取得が必要なものがあったり、就職先によって必要な書類が違ったりするので、内定をもらったら確認しておきましょう。
2.金融機関を指定されることも
【給与口座の開設】
現在銀行口座を持っていない方はもちろん、持っている方も、医院により「給与口座は◎◎銀行で」と指定される場合があるので注意が必要です。指定されていない場合は、通勤経路や最寄り駅など、普段利用するところにATMがある銀行で給与を受け取るのが便利です。
3.自前?貸与?支給?
【必要な物を確認】
例えば勤務中の服装について、制服のみ支給という医院もあれば、シューズやカーディガンまで用意してくれる医院もあります。また、靴下・ストッキングやインナーについて規定があることも。確認の上、早めにそろえておくと慌てることがありません。
<あったら便利なものリスト>
・はんこ
入職手続き書類の記入時、口座を開設するとき、一人暮らしを始めるときなど、さまざまな場面で必要になります。
・名刺入れ
院外の方とのやりとりもあるので、一つ買っておくと良いでしょう。ラインストーン付きなどの派手なものは避けた方がベター。
・予備のストッキング
毎日着用する場合、1週間分+αは必須。通勤・勤務中に破れたときに備えてかばんに一つ入れておきましょう。
・筆記用具
新人は覚えることがたくさんあります。いつでもメモが取れるように、準備を。キャラクターものは避けるのが無難です。
4.社会人の必須スキル
【パソコンの基本操作】
これまではスマホで事足りていたとしても、社会人になると、パソコンを使わなければならないシーンが出てきます。Excelを使った計算・集計、Wordを使った文書作成、タッチ・タイピングなどができると安心です。また、友だち同士のやり取りはLINEやInstagramがメインという人が多いかと思いますが、仕事の場面では「メール」が主流。件名や署名、あいさつ文の書き方などマナーをおさえておきましょう。
5.生活費はいくらかかる?
【予算を決めよう】
「就職を機に一人暮らしを始める」という方もいるでしょう。あらかじめ、何にいくらくらいかかりそうかを計算して、自分のお給料で足りるか考えてみましょう。その際、家賃や光熱費などの必要経費だけでなく、「予備費」や「お小遣い」など余裕をもっておくのがコツ。生活にゆとりがあってこそ、仕事にも身が入ります。
6.身だしなみは大丈夫?
【通勤服を用意する】
診療時には制服を着用するとはいえ、出勤や退勤のときに患者さんと顔を合わせる場合もあるかと思います。通勤時は「オフィスカジュアル」を意識するとGOOD。明確な定義や線引きはありませんが、「遊びにいくのではない」ことを前提に、下記の点に気をつけましょう。
<オフィスカジュアルのNG例>
×露出の多い服
ノースリーブやミニスカート・ショートパンツ、胸元の大きく開いた服など。
×サンダル・素足
ストッキングやソックスを着用しましょう。かかとが出る靴もNGです。
×カジュアルすぎる服
ニット帽やムートンブーツなど。
×デニム素材
特にダメージ入りやローライズパンツはNG。また、デニムのように見えるプリントも避けた方が無難です。
×華美・派手な色柄
カラフルな色柄のものはインナーとして着用するなど、控えめに。
7.これからは医院の一員
【心構えをもとう】
入職したら、「内定者」から「医院の一員」となります。患者さんから見たらベテランの先輩もあなたも同じ歯科衛生士というプロ。スキルや知識はまだまだだとしても、新人だからできなくて当然、ではなく自分ができる最大限の行動を心がけて、積極的に貢献していきましょう。
*こちらは、2023年1月発行「就活BOOKクオキャリア春号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。