【歯科衛生士100人に聞きました】現在の収入の満足度は?
歯科衛生士の仕事や職場、ライフスタイルについて約100人へのアンケートから読み解く本コーナー。
普段なかなか聞くことのできない現役DHたちのリアルな声をお届けします。
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目次
現在の収入の満足度は?
とても満足
- 他より多くもらっていると思う(1年目/月収27万~30万円・賞与10万円)
- 高給だと思う(6年目/月収30万円以上・賞与20万~30万円)
- 現在は勤務日数を減らして働いているので、これだけ貰えているのはありがたいです(10年目/月収21万~24万円・賞与なし)
まあまあ満足
- 額面は高いのですが なかなかのハードワークなので(1年目/月収30万円以上・賞与20万~30万円)
- 週休3日で週休2日と同じ給料をもらってるから(1年目/月収21万~24万円・賞与なし)
- 勉強させてもらいながらお給料もいただけるので、金額は少なめだけど満足している(2年目/月収27万~30万円・賞与20万~30万円)
- 一人暮らしできるだけの収入で、周りの歯科医院と比べてもやや多いくらいの額だから。ただし、残業とサービス残業含む拘束時間や業務のストレス度合い、身体疲労を考えると収入に見合ってないと思うので「とても満足」ではない(3年目/月収18万~21万円・賞与70万円以上)
- 福利厚生、年間休日も一般企業並みにあるから(3年目/月収27万~30万円・賞与30万~40万円)
- 就業時間が短いので、時給換算すると高い(4年目/月収21万~24万円・賞与20万~30万円)
- コロナ禍でもボーナスの支給があった(8年目/月収27万~30万円・賞与10万~20万円)
どちらともいえない
- 正直もう少しもらいたいかな!笑(3年目/月収18万~21万円・賞与20万~30万円)
- 診ているメンテナンスの人数がえげつない。1時間で3人メンテナンスしていると考えると割安(4年目/月収27万~30万円・賞与10万~20万円)
- 生活には支障がない程度の給料ではあるが、現状の評価体制には満足していないため(5年目/月収30万円以上・賞与10万~20万円)
- 総支給額は年々上がっているが、上がった分税金で引かれていくのであまり手取りが上がった気がしない(7年目/月収27万~30万円・賞与40万~50万円)
やや不満
- ボーナスが夏冬共に1.0ヶ月分で、仕事量や医院全体としての売り上げなどを考えると低く感じてしまうからです(2年目/月収21万~24万円・賞与10万~20万円)
- 手取りであと3万くらい欲しいです! 多ければ多いほど良い!!(4年目・月収27万~30万円・賞与20万~30万円)
- 経験年数や自分の立場(教育に携わっている)を考えるともう少し欲しいと思う(4年目/月収21万~24万円・賞与10万~20万円)
- 国民年金なので実質、手取りよりさらに低くなる(10年目/月収18万~21万円・賞与20万~30万円)
とても不満
- 生活が厳しい(1年目/月収24万~27万円・賞与なし)
- 6年働いているのに昇給が少なすぎました(6年目/月収27万~30万円・賞与10万~20万円)
- やってる仕事に対して還元されていると思えないので(6年目/月収18万~21万円・賞与10万円)
- 平日20時までで祝日もやっていて、有休も好きなときに使わせてもらえないので(9年目/月収21万~24万円・賞与10万~20万円)
お給料の豆知識
お給料の豆知識① 募集要項で手取り(てどり)が表示できない理由
先輩コメントの月収は額面(がくめん)です。ここから税金や社会保険料などが差し引かれた額が実際に支給される額(=手取り)となりますが、税金や社会保険料は加入保険や所在地・給与などにより異なるため、求人の募集要項では手取り額を表示することはできません。
お給料の豆知識② 賞与(ボーナス)の仕組み
賞与(ボーナス)の支給額計算には、多くの場合、基本給が基準として使われます。なお毎月の給与と異なり、必ず決まって支給されるものではありません。特に入職初年度は支給対象外の場合もあるので注意しましょう。
まとめ
「収入は多いにこしたことがない」と思いがち。しかし、現役歯科衛生士さんのアンケートからは、単に給与の額だけでなく 「仕事内容や努力に見合った評価がされているか」も満足度を左右する重要なポイントだと分かりました。職場選びの際は、給与などの条件とやりがいなどとの“バランス”を意識してみると良いかもしれません。
*こちらは、2022年9月発行「就活BOOKクオキャリア秋号」掲載記事を再編集したものです。掲載情報は当時のものとなります。