【取材裏話】“患者担当制”のあれこれ
こんにちは!
クオキャリアDH就活フェス事務局です。
水曜日はクオキャリア編集部の「取材裏話」をお届けします。
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知っている方が多いと思いますが、歯科衛生士の働き方を表す言葉に「患者担当制」というものがあります。これは文字通り、一人の患者様の診療を、一人の決まった歯科衛生士が担当する、ということです。
そして、現場の先輩たちが感じている「患者担当制の良さ」は、大きく分けて2つあるようです。
一つは、自分の診療の成果がわかりやすいことです。例えば、ブラッシング指導をした結果、プラークコントロールが良くなったり、SRPを続けたことで、歯周病の症状が改善したり。歯科衛生士としてのやりがいを感じられると同時に、自分のスキルアップにもつながります。
もう一つは、患者様とのコミュニケーションが取りやすいことです。家族構成や生活スタイルなどが把握しやすかったり、繰り返し話をすることで心の距離が縮まったり。それによって、診療に対する患者様のモチベーションが上がりやすくなりますし、これも自分自身のやりがいにつながりますよね。
一方で、先日取材した若手の歯科衛生士さんは、「患者担当制ではない」ことにメリットを感じていると話してくれました。自分一人ではなく、先輩と一緒に患者様を診ていくことで、先輩たちがどのような処置や指導をしているのかがわかり、それがとても勉強になるのだそう。
たしかに患者担当制の場合は、自分以外の歯科衛生士の診療内容が、少し見えづらいかもしれませんね。
患者担当制と、そうではない診療スタイル。どちらもそれぞれの良さがあるようです。
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