歯科医療を通して 笑顔を創造して人と地域に貢献する

私が一番最初に影響を受けたのは

卒後研修施設で所長をされていた先生ですね

その先生が開業をするときに送る言葉と言いますか

名医になるより良医になったほうがいいという言葉と

患者さんが「あそこはうまいよ」と 一言そう言ってくれるだけで大丈夫と

その言葉の中にすごく深い意味が あるんだろうなというのがありますね

最初は高度な医療を提供したいと 大学と一般開業医の中間のような

拠点病院になりたいというのがあったので

高度な医療を優しく 分かりやすく説明できるような歯科医院

できるだけソフトといいますか あまりガツガツいくのではなくて

優しく提供できるようなというのが最初の理念ですね

最近は世の中の時流も変わってきて

最後徒歩でたどり着いたのが

歯科医療を通して笑顔を創造して 人と地域に貢献する

そこで働く人、そこに訪れる人 そこに関わっている人たち

色々な方々が関わってくれるので

その人たち全てがwin-winでうまくやれる、笑顔になれる

そういうのが本当に良い歯科医院なのかな という思いに至ったところですね

私の場合はひたすら歯科医療に取り組む

そして知識と技術と経験を付けていく そうすれば決して神様は見捨てない

そういう感覚が今までを振り返ってみるとあります

若い時もたくさん失敗しましたし 今もたくさん失敗してますよね

毎日失敗だらけですけどね

でもいい仲間が集まってくれたので

みんなに助けてもらってここまで来ていますけど

みんなで一生懸命やっていれば 乗り越えられない困難はないのではないかと思いますね

常に前を向いて、そして一歩上を向いて 歩き続ければ必ず道は開けるんじゃないかなと思っているので

そういうふうに語り続けていますけどね

当初、佐世保で開業をして

約30年間くらいずっと1医院でやっていたわけですね

ところが時代の変化が起きて 働き方改革というのが急速に広がって現実的になってきて

そういったことに対処するには

小さな一つの歯科医院では 無理だなというのが私の経営的な判断で

そのためにここ5年間くらいで7院を作ったというところで

規模的には最初の目標というか スタッフが300人くらいになれば

誰かが休んだり、何かがあったときに 交代して働くことができるので

一般的な小企業くらいのレベルになれば なんとか対応できるんじゃないかと考えてやり始めたんですね

最初は気持ちも大事ですけど技術も大事

やっぱり技術は超一流 だけど説明や心配りは仏の心を持ってやる

趣味といえばと聞かれたら歯科医療と答えるような 時代が若い頃はずっと続いていて

歯科の治療以外は何もやっていなかったといいますか

休みの日には研修会に行くし 昼も夜も夜中も歯のことばかり考えていたのが

10年、15年ずっとありましたけどね

誰でも最初は怖いんじゃないかと思うんですよね

でも怖さを克服するためには 徹底して向き合ってみる

そうすると答えが出てくるんじゃないかと思いますけどね

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