信じる覚悟がある　スタッフみんなの希望のために

人のこう、なんて言うんですかね

「信頼してくれてないんだ」っていう悲しい顔ってあるでしょう

人の顔とか人の言葉に感じる努力は必要だと思うし

感じようとしなかったら一緒に仕事できないですよね

知ろうとする態度と努力が無かったら難しいと思うんですよね

何十人ではなくて何百人と辞められたので

たぶん僕ほど辞められた歯科医師もそうはいないと思いますよ

当時は代診の先生を雇ったこともあるし

アルバイトの先生を雇ったこともあるんですよ

やらせきらなかったんですよ

結局全部1人でやってましたから

だから全員辞めていきました

自分でやりたいんですよ、技術屋ですから

レントゲンを撮らせるとか印象とか

そんな仕事ばかりやらせていたんですよ

従業員の一生を面倒みる覚悟がなかったと思うんですよ

みんあはそういう所が安心ですよね

だから勤める人は「安心と希望」が必要なんですよ

そういう覚悟がなかったので

15年目に一番頼りにしているスタッフが

「この病院は先生が死んだら終わりです」と言われて

それで辞めていきましたから

それがきっかけで分院を出したんですよ

トントンと1年置きに病院を2つ出したんですけど

2つの病院の先生は僕の腹心だったんですよね

頭もいいし、歯科に対する基準も高い人だったんですけど

毎日連絡をしていました

「報告しろ」と「これはどうなっているんだ？」と

もう情けないですけど今考えたら

絶対にそんなことする人ではないのに見に行ったこともあります

そのときに彼らが、落胆した顔というんですか

「この人自分のこと信用してないんだな」というような顔をしたのが忘れられなくて

「なんて愚かなことをしたのかな」と思って

彼らは僕よりも腕がいいし、優秀でしたから

なんで見に行ったり管理しようとしたかといったら

僕自身が経営者や人間としてできていない

人間力の問題ですよ

今では任せられるようになったので

自分より頭のいい人がたくさんいますもんね

彼らは優秀になってくると自分でやりたいんですよ

自分でやりたいという人が出てきたら

じゃあ分院展開しようかなという感じですね

だから人を先に決めるというのは重要で

物件が先というわけではないんですよね

開設も管理も僕がやっているわけですよね、名前上は

だけど彼らが好きにやっているというのはですね

何でかというと

任せると、決めないといけないですよね

決断をするのは彼らなんですよね

自分で決めようとするわけですよ

それが一番能力が伸びますから

その時にうまくいくことも多くなるじゃないですか

その時に感じるのが自分の成長ですよ

そうすることで安心するし　希望を持てると思うんですよね

その代わり何か言われたり

トラブルやクレームをいただいたりしたときには

全面的に私が対応しています

彼らは絶対に出さないと

今後分院が増えていくかというのは

やりたいと思う人がいればやるだけです

そういう人が出るまではやらないということですね

必ずすぐ出ますよ

彼らが辞めない限りは

宝歯会は彼らがやっていくということですよ

仕事というのはやってみないと分からないですよ

好きになるまで真面目に勉強するしかないですよ

好きになるまで

僕はいい仕事だなと思いますけどね

今いる患者様が希望してくれているから

成り立っているんですよ

だったら患者様が希望してくれなかったら

僕の歯科医師人生は終わってしまうんです

だから終わりたくないので頑張っています

好きじゃなかったら頑張れないでしょう

 

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