雇用する側・される側が、お互いにミスマッチがないかを確認しあう期間が「試用期間」です。雇用主によって雇用形態・待遇などが本採用と異なるケースがあります。
「試用期間」の設定期間は、3~6ヶ月程度が一般的です。
雇用主は試用期間中に、労働者の勤務態度や能力・技能・性格などを把握し、正式に採用するかどうかを見定めます。「採用面接時の印象と違い、勤務態度に著しく問題がある」といったリスクを避けるため、多くの雇用主が試用期間を設定しています。
一方、採用された労働者にとっても職場の労働環境、雰囲気、先輩・同僚たちとの人間関係などをチェックし、今後も働きたい職場かどうかを判断する期間でもあります。実際に歯科医院の風土、雰囲気に触れられる貴重な期間です。
雇用形態・待遇などは、雇用主によって試用期間中と本採用で異なるケースがあり、求人情報には
「試用期間中の給与は〇万円」
「試用期間中は契約社員として採用」
「試用期間●ヶ月は有期雇用契約」
などの記載がありますので、ぜひチェックしてみてください。
採用した歯科医院は試用期間中、特にあなたが「今後も活躍できそうな歯科医師か」をチェックしています。試用期間中か否かに関係なく、しっかり取り組みましょう。