居心地の良さが、自分の可能性を引き出してくれる

長野県の歯科医院「医療法人文正会小林歯科医院」に勤める川路一槻先生のインタビュー記事です。キャリアストーリーや働きやすさについても掲載しています。

医療法人文正会小林歯科医院

歯科医師川路一槻先生

九州大学卒

出身地：鹿児島県／休日の過ごし方：家族と過ごす／モチベーションUP法：ゲーム、料理、菓子作り、歯科関連の動画の視聴／座右の銘：鉛で覆った鋼の芯を持つ／オススメの勉強法：ノートに下書きをしてPCで清書する

研修終了後すぐに当院に入職し、今年で4年目を迎えました。私が当院を選んだ理由は、主に二つあります。一つ目は、機能矯正を学んで自分の強みにしたかったから。そして二つ目は、理事長の穏やかな人柄に惹かれたからです。入職後は、理事長や先輩の診療を見学しながら模型練習を重ね、歯科衛生士業務や接遇なども総合的に身につけました。その中で、自分でできる治療の範囲を段階的に広げ、3ヶ月頃からは一人で患者さんの対応をするように。そして1年目の終わりには機能矯正を学び始め、著名な先生のセミナーも2年間にわたって受講しました。

現在は保険診療を中心に、機能矯正の分析や装置の調整なども担当。入職時の希望通り、自分の「強み」が着々と築かれていることを実感しています。また、診療以外では、矯正のテキスト作成のプロジェクトも任されています。矯正に初めて取り組むドクターにもわかりやすいテキストを目指して、試行錯誤しているところです。後輩指導の経験はまだ少ないので、教える中で私も学び、一緒に成長していきたいですね。

当院に入職してからの一番の転機は、一昨年の移転リニューアルでした。チェア数が拡大し、自分が1日に診られる患者さんの数が2倍近くに増えたのです。これまでも一つひとつの症例に力を尽くしてはきましたが、さらにアクセルが踏まれ、自分の限界を一つ超えたような気がします。今後はしっかりと利益を出して医院に貢献できるように、理事長の経営手腕も学んでいきます。

私はこの3年間で、「仕事が辛い」「職場に行くのが嫌だ」と思ったことは一度もありません。その大きな理由は、「この人の下で学びたい」と思える相性の良いリーダーに出会えたから。そして、自分のやりたいことに、のびのびと打ち込める環境を与えてもらえているからです。ゆくゆくは開業を目指していますが、まだしばらくは、当院で勉強を続けるつもりです。