成長できる環境にいないと意欲があっても成長できない

大学は工学部で、卒業後はエンジニアとして大手企業に就職しました。入社後、大企業で働くことにミスマッチを感じ、3年目で転職を決意。歯科医師を目指して大学に入り直しました。歯科医師を目指したのは、お世話になっていた歯科医師から仕事の面白さを教えてもらったことが影響しています。大学院時代に結婚していたので、会社を辞めて大学でいちから学び直すなんて一大決心です。妻にも相談し、「首席をとる勢いで頑張ろう」という覚悟を持って大学に入学しました。

しらゆり歯科に興味を持ったのは、医院見学をした際に、基礎に忠実に丁寧な治療を行う姿に惹かれたからです。私は、成長できる環境にいないと意欲があっても成長できないと思っています。しらゆり歯科なら成長し続けられる。そう思ったため、見学したその日に入職を決意しました。

歯科医師として働きはじめてから、社会人経験があることはよかったと思うようになりました。歯科医師は１年目から先生と呼ばれるので、どうしても調子に乗ってしまうことが多いですが、そうはならないように気をつけることができました。また会社員時代に、年配の方とお話しする機会が多々あり、専門分野だけでなく、教養で学ぶ学問がいかに大切かが分かりました。

当法人の7院で対応しているのは、矯正、セラミック、インプラントなど自費診療がほとんどです。若い先生にも、すべての自費診療を行えるチャンスがあります。そういった環境はとても恵まれているため、「ずっとここで働こう」と決意しました。今後の目標は患者さんに良い治療を提供し続けること。また、一緒に働いてくれるスタッフがいるからいまの自分がいると思っているので、みんなが働きやすい環境をつくること。それが院長としての自分の使命だと自負し、これからも当院で働き続けていきたいと思っています。