人を幸せにするための仕事に本気で取り組む

自分の家族だと思って患者さんを診る。大学時代の恩師のこの言葉が、私の方向性を決めました。そしてもう一つ、歯科医師としての私の核をつくったのは、最初に働いた歯科医院の理事長との出会いです。ゼロから咬合を再構築する治療技術を教わり、そしてそれ以上に「人間力」を学びました。どんなに高い技術があっても、患者さんが納得しなければ治療は行えません。「この人に治してもらいたい」と思われる魅力と、患者さんをゴールに導くマネジメント力を、そこで磨きました。

私が開業の際に掲げた理念は「最愛の人に紹介したい医院」。つまり、真に人を幸せにできる歯科医療です。例えば当法人には次のような患者さんが訪れます。「娘の結婚式に胸を張って出席するために、歯をキレイにしたい」「夫婦でアマゾン旅行に行く約束に向けて、何でも食べられるように歯を治したい」。つまり、大切な人と人生を豊かに楽しむためには、「歯」が重要なのです。歯は表情をつくり、表情は人生をつくります。憂慮なく食事をし、思い切り笑える口腔を作って、その人の本当の魅力や可能性を引き出したい。それが、当法人の取り組む仕事です。

また、スタッフの豊かな人生の追求も、当法人の理念の一つです。そして、口腔から健康寿命を延ばすことは、社会貢献にもなります。「患者さん」「スタッフ」「社会」の〝三方良し〞が、持続可能な歯科医院経営の秘訣なのです。

歯科医院の商品は「人」。技術であり、コミュニケーションであり、笑顔です。これらのレベルを内発的に高められる人材育成が、歯科医院の肝になります。あなたはいま「将来この程度まで行くだろう」と自分を見積もっているかもしれません。でも当法人なら、一人ひとりの素晴らしさを認めて伸ばし、「あなたなら、もっと上まで行ける」という未来を見せてあげられます。謙虚に、そして誇りを持って、人を幸せにする歯科医療に取り組みませんか。