異業種から歯科医師に転身実践できる環境を求めて入職

大阪府の歯科医院「医療法人徳旺会長谷川歯科医院」に勤める金善一先生のインタビュー記事です。キャリアストーリーや働きやすさについても掲載しています。

医療法人徳旺会長谷川歯科医院

歯科医師金善一先生

松本歯科大学卒

出身地：韓国／DDSを志したきっかけ：7歳のときに治療を受けた歯科医師の腕に感動したため／休日の過ごし方：日本語や中国語の勉強／モチベーションUP法：スタッフ間の対話、朝一番の患者さんとのあいさつ

出身は韓国で、以前は俳優や舞台のプロデューサーをしていました。日本人と仕事をしたことから日本で語学を学びたいと思うようになり、来日。次の進路を考えていたときに、子どもの頃からの夢だった歯科医師になることを思い出し、松本歯科大学を受験しました。

卒業後は母校の大学病院で研修し、就活は研修中の8月頃から始めました。就活は大阪に先輩が多かったので、大阪を中心に行いました。情報収集はクオキャリアなどの就活イベントを活用。審美歯科で勤務医をしている先輩に相談すると「最初は基礎全般を学べる一般診療がよい」とアドバイスされたので、開業医をメインに歯科医院をピックアップしました。

就活時にこだわったのは、経験をたくさん積めること。できるだけ多くの患者さんに接したかったので、歯科医師が７人以上在籍する大きめの歯科医院を中心に見学しました。

はじめは別の歯科医院に就職したのですが、実際に治療する機会がほぼなかったため、すぐに転職を考えました。当院を知ったのは知人が先に勤務していたからです。知人の勧めもあり、面接を依頼。理事長の考えに共感したことから入職することにしました。

当院の方針は「実際に触らないとわからない」というもの。実践を重視しており、入職してすぐに治療に携われました。もちろんわからないことがあれば理事長や先輩にすぐに聞けるので安心です。今は1日平均15人ほどの患者さんを診察しています。実践的に学びたかったのでありがたい環境といえますね。マニュアルや教材もあり、空いている時間は練習教材で自主練習もしています。

当院は住宅街にあるため、患者さんはお子さんからお年寄りの方まで幅広いことが特徴です。さまざまな症例に接する機会があります。基礎を固めたら、今後は当院が得意とするインプラントや審美歯科も学びたいと考えています。