「一人」を大事に、それが変わらない原点

東京都の歯科医院「医療法人社団清松会のかりや歯科」理事長野苅家清先生のインタビュー記事です。キャリアストーリーや働きやすさについても掲載しています。

医療法人社団清松会のかりや歯科

理事長野苅家清先生

日本大学松戸卒

出身地：東京都／資格・所属学会：インディアナ大学歯学部インプラント科客員講師、国際口腔インプラント学会認定医、国際口腔インプラント協会（IDIA）専門医、厚生労働省認定臨床研修指導医、日本ドライマウス研究会認定医、他

30年間、地域に根差して
真面目に歩んできた

地元の墨田区に医院を構えてから、昨年で30年を迎えました。開業したのは、歯学部を卒業して5年目のときのことです。当初は、一日に患者様が1人か2人。これからやっていけるのか、不安でいっぱいでした。しかし、そこで投げやりになることはありませんでした。たっぷり時間をかけられることを武器に、来てくださった患者様をとにかく真面目に丁寧に診ていったんです。そうすると、患者様がご家族に紹介してくれるようになって。一人の患者様が3人に紹介してくれれば、4人になるじゃないですか。その結果、1年くらいしたら、患者様がどっと増えました。「一人ひとり、丁寧に」。目の前の一人の患者様からの口コミで多くの方に来ていただけるように、今でもその気持ちを大切にしています。そして、地域の人たちから必要とされる歯科医院であり続けたい、というのが開業からの変わらない想いです。当院には、子どもの頃から大人になるまで、ずっと通ってくれている患者様も多くいます。これからもそんなふうに、地域で親しまれる存在であり続けたいですね。

患者様に喜んでもらえる
ドクターを育てたい

当院で働いてくれる方にも、患者様に心から信頼され、喜んでいただけるドクターに成長してほしいと考えています。そのため特にレクチャーしたいのが、患者様への「説明」についてです。同じ治療でも、きちんと伝わる説明ができるかどうかで、満足度が大きく変わってくるからです。こうしたコミュニケーション力も、当院で身につけられるスキルの一つです。

もちろん技術に関しても、私がマンツーマンで丁寧に教えます。まずは模型などで練習を重ねてから診療で実践するので、新人ドクターも心配いりません。実際に今も、研修明けから当院で学んだドクター2名が活躍しています。

今後の当院の展望はというと、直近ではホワイトエッセンスの導入を予定しています。また、現在は1フロアで診療を行っていますが、2フロアに拡張して、保険と自費でスペースを分けることも考えています。加えて、ドクターやスタッフが働きやすい環境づくりにも、さらに力を入れているところです。まだまだ進化を続ける当院で、一緒に学びませんか。