歯学部5・6年生の CBT&OSCE合格アドバイス
会員限定歯学部4年生~5年生時に実施される「CBT」と「OSCE」。
どちらも臨床実習を行うために必須となる、学生生活で国家試験の次に大きな試験です。
今回は、5~6年生の歯学部生エディターズに「役に立った対策法」から「試験当日に困ったこと」まで、「CBT」・「OSCE」にまつわるさまざまな質問をぶつけてみました!
経験者だから語れる! 「CBT」・「OSCE」対策のカギ
MYさん(北海道大学5年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT ANSWER
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
とにかくテキストを解き、選択肢に含まれる周辺知識も含めて繰り返し頭に入れることです。繰り返し繰り返し、テキストの内容を完璧にすることが試験通過への最短経路であると思います。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
定期試験の学習がCBT対策にも通ずる側面も間違いなくありました。ただ、結局CBTについては範囲の広さや問題形式の特異さからCBT対策をキチンとしなければならず、両立という意味ではいかに省エネ(短時間)で定期試験を乗り切るかという点に尽きると思います。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
時期柄(7月頭)、席によってはエアコンが強く当たる場合がありました。体感温度によって脱ぎ着しやすい服装が望ましいと思います。
また、自分は苦手なある小分野を「そんなにたくさん出ないだろう」と高を括り放置して当日臨んだところ、4連問で3題(12問)その分野が出題されました。神様は見ています。苦手を苦手のまま放置するのだけは止めましょう。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
とにかくやる気を出すことです。もしくはやる気がなくてもテキストに向かうことです。ある程度の時間、ある程度の熱意を持って取り組めば、問題形式の得意不得意こそあれCBTをパスすることは容易だと思います。自分はどうしてもCBT対策へのやる気を出せず、本当に苦労しました。結果発表まで肝を冷やしたことを覚えています。自分のようにはならないでください…(笑)。
これは本当に自戒の念を込めて書いているのですが、仮にやる気が出なくても意味も考えずに強制的にテキストに取り組む環境をつくりましょう。友人と一緒に勉強することが望ましいですが、毎日一定時間自習室や図書館に行くことを自分に課すのもいいと思います。
さまざまな勉強法があると思いますが、繰り返す通り、何も考えずにテキストに取り組んでください。効率は後からついてきますから、とにかく勉強量を追い求めましょう。頑張ってください!
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
特に取り立てては行っていません。今年から課題数自体も減りましたし、それを完璧にこなせるように全てひと通り確認だけはしておきましょう。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
特にありません。強いて言えば待ち時間が長いので、暇つぶしの本は忘れずに。厚めのものを持参した方がよいと思います。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
課題数自体が多いので、1つ2つの課題でミスをしたところで合格には問題ありません。実際に、試験後に会話の中で「致命的なミスをした」と感じていた者も周りに複数いましたが、無事に通過しています。
私自身、ある課題で実施し終えたと勘違いし、与えられた課題の半分もやらずに終了してしまいましたが、点数には余裕をもって合格しました。真面目に課題に取り組んだのであれば、基本的には落ちることはないと思います。
TKさん(日本歯科大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS基礎編とテキスト、講義資料と教科書
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
25分勉強して5分休むを繰り返すこと。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
CBTよりも定期試験の方が問題の難易度が高いと考えたので、両立はせず、CBT対策はCBT PASS基礎編をひと通り解くだけにして、あとは定期試験の勉強をしていました。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
自分の嫌いな分野の問題が出てきたときは正直焦りました。準備しておけばよかったと思うことはありませんが、あらかじめ休み時間にやることや確認する資料を決めておいたことで、自分のペースを整えることができました。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
① 孤独な戦いをしないこと。一緒に勉強せずとも、歯学部の友人でなくても、「あいつが頑張ってるならもうちょい頑張ろうかな」と仲間を想い、力に変えてください。
② 図や写真、模式図に見慣れておくこと。CBTは視覚素材を使った問題が多いので。
③ 臨床問題を解く力よりも基礎の知識を大切にすること。臨床問題であってもなんだかんだ基礎の知識だけで解けるものもありますが、基礎の問題は基礎の知識がないと解けないので。
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
医療面接など自分たちで練習できるものは友人と協力して練習。技術に関するものは、手順や使う道具を忘れないよう実習書を確認しました。あとは友人の実家が歯科医院なので1日だけ機材を使わせてもらいました。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
ひとつうまくいかないと全てがダメな気がしてくるくらい焦りました。準備しておけばよかったものは特にないけれど、いい意味で諦めの心があればよかったのかなと思います。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
① できる限りの準備は試験直前までして、あとは良くも悪くも運ゲーと思って投げやりにならない程度に、完璧にこなすことを諦めて!
② やれることを時間内にやりきりましょう!
りあんさん(昭和大学5年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS、NewText
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
CBT PASSの問題集をひと通り解いてから、PASSのテキストをひたすら読み返していくこと。また、授業レジュメ等で大事だと思った部分をPASSにメモし、オリジナルテキストのようにしていました。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
結局定期試験の範囲もCBTの勉強になると思って勉強するように心がけました。定期試験に受からないとCBT受験資格がもらえなかったため、定期試験の勉強を優先しました。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
範囲も広く覚えることも多いので大変だと思うのですが、CBTを合格した後の達成感はかなり大きいので頑張ってください! 白衣を着てポリクリに挑む自分をイメージするとモチベーションが上がるかもしれません!
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
友人と手順等を復習していました。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
絶対に緊張します。何かやり忘れたりすることがあるかもしれないため、焦らず落ち着いて行うことを心がけるのは大事かもしれません。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
とにかく落ち着いてOSCE課題をこなしていくことです! 次の課題に移行するとき、前の課題で失敗したことを引きずらないようにしましょう!
いなごさん(日本歯科大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
とにかく問題をこなして、解説を読みながら足りない知識を入れることです。インプットも重要ですが、問題の解き方などは問題集を解くことで身につけました。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
CBTの勉強も大学の試験の対策になると腹を括り、問題集を解きました。授業はしっかり受け、最低でも2週間前からは授業のレジュメを復習しました。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
不安な気持ちは勉強量と反比例します。自分にとって必要な勉強量をこなすことで、少しは精神的に楽になると思います!
当日は焦らず、問題文と選択肢をしっかり最後まで読みましょう!
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
大学がしっかりOSCE実習を設けてくれたので、試験前は友人と一緒にその復習をしました。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
緊張していて、課題が途中までしか終わっていないことに時間ギリギリで気がつきました。課題文を何度もよく読むことをおすすめします!
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
緊張するのはみんな同じです。試験官の先生方は敵ではないので、「自分を応援してくれている」と思いながら受けてください(笑)。
まゆさん(徳島大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS、CBT ANSWER、辞典(2016年で絶版)
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
CBT PASSの白テキストは有効です。CBTレベルなら、白テキストを理解すればほぼすべての問題が解けると思います。
あとはやはり、問題集を3回繰り返しました。CBT ANSWERは私の学校では少数派でしたが、PASSとは視点が違って解いてよかったなと思いましたし、ANSWERの方が難しく感じました。ほかには絶版になってしまった辞典も使いました。辞典は絵が多く、本番に一番近い形だったかなと思いました。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
定期試験の内容がCBTにもつながってくるので、両立した方がいいと思います。定期試験ごとに自分でノートにまとめる勉強法がおすすめです。成績がいい人はその勉強法が多いように感じます。そして、国家試験対策のときにも見返して付け加える作業をしています。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
特にありませんが、コンピュータで受けるので独特な雰囲気でした。特に連続問題は戻れない緊張感と、進むと答えがわかってしまうので落ち込んだりと…メンタルを保つのも大切です。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
私は今国家試験勉強中ですが、CBTで培った知識は土台だなと思います。CBT受験のときは膨大な量に感じますが、特に基礎科目の理解は頑張ってください!
CBTと国家試験との違いは、基礎系はCBTの方が深くまで勉強する感じで、臨床系は国家試験の方が大幅に難しい感じです。
まだ臨床の現場を見たことない中で行うテストなので難しい面もあると思いますが、全力で勉強の習慣もつけながら頑張ってください!
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
OSCEのマニュアルを見ました。ひとつひとつのトピックについてセリフを考えて、友達とオンラインで練習。特に医療面接は必須だったので、何度も練習しました。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
技術系が思ったより時間が足りなくて、全然最後まで終わりませんでした。また、印象材を床にばら撒いてしまい、先生方に申し訳なくなりました…。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
OSCEは緊張しますが、学校ごとに少しずつ違ったルールがあるのかなとも思います。技術系の試験は先輩などに最低でもどこまでできていたら合格できるかを聞いておくと、本番も焦らずに適度なスピードでできると思います。
患者さんに対してとんでもないことをしない限りは大丈夫です! 落ち着いて頑張ってください!
Sugさん(日本歯科大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
問題集で問題を解いてどのような問われ方をするかを確認してから、ガイド編を読み知識を入れていく方法。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
主にCBT対策を中心に勉強し、定期試験直前に授業プリントを見て試験に出そうなところを覚えるという方法を取りました。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
当日はすごく難しい問題も出題されると思いますが、それは採点外の問題だと割り切って焦らず解ける問題を解けば突破することができます。諦めないでください。
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
友達と手順を確認し合いながら練習しました。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
思うようにいかなかったりするかもしれないですが、根本的なところが合っていれば受かるので焦らずに!
ゆーりさん(大阪歯科大学5年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBTPASS(緑/橙/白)、CBT ANSWER
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
教科書を読む時間をつくること。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
科目試験で少し深掘りして勉強しておきました。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
事前に何を見直すのか、限られた時間でどの復習をするのか決めておくこと。
もしくは直前は参考書を見ないなら見ないと、各々の試験前ルーティンを決めておくと当日緊張しにくいです。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
慣れない試験でみな緊張はするものです。自分自身との戦いなので1日ずつコツコツ勉強していきましょう。
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
学校の実習。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
特にありません。試験と気負わず習った手順をそのまま再現するだけでいいです。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
学内で練習する時間があると思うので、友達や先生とシミュレーションしてみてください!
APさん(日本歯科大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS、(先輩からもらった絶版の)CBTの辞典
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
最後までやりきれなかったのですが、CBT PASSのガイド編を読み込んで、足りないところを追記すること。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
1月末にCBTがあり、その後すぐ定期試験がある日程だったので、どちらも再試にならないために最低限のラインはクリアするようにバランス良く勉強しました。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
細かく分かれたパートごとに長時間受けるので、糖分・エネルギー不足にならないようにゼリードリンクやチョコなどの間食をたくさん用意しておけばよかったかもしれません。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
落ち着いて記憶をたどれば正答肢に近づけるはずです。択一問題で正解する確率は高いので、自分を信じましょう。広く浅く分野を修めておくことが大事だと思います。
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
同級生と近くの区民センターを借りて練習しました。あとは各課題のシミュレーションを文面で作っていつでも読めるようにしました。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
実際に手を動かして、動線を意識した予習をすること。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
本番の流れなどイメージが全くつかないとは思いますが、それは非公開の試験なので仕方ないです。学内の実習とかで対策はあると思うので、少しでも本番に近い動きや機材を利用して、実際の対人で声も出して練習しておくことが、本番で緊張しないポイントかと思います。
しおりさん(東京医科歯科大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS、口腔外科アトラス、内科ビジュアライズ
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
CBT PASS問題集を完璧にすること。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
定期試験はありませんでした。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
コツコツしっかりやっていれば合格できると思うので、頑張ってください!
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
スキルスラボで切削やCRのような技術の練習、医療面接は友達と練習。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
OSCE本番も冷静に練習通りできれば合格できると思うので、応援してます!
あじふらいさん(日本歯科大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
CBT PASSガイド版を寝る前に読むこと。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
CBTの勉強をしたら定期試験の範囲も勉強できるので、とにかくCBT対策をしました。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
試験時間が長いので、土日の勉強時間を試験と同じ時間割でやるなど、本番と同じ時間集中できるように体を慣れさせるべきでした。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
落ち着けば学校の定期試験より難しい問題はないので普段通りが大切。見直しで解答を変えるときは九割の確信があるときだけにしましょう!
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
友人たちと会議室を借りて試験の対策を全てしました。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
余程のことがなければ落ちないので練習して自信をつけてください。それぞれの項目で危険とされる行為をしなければ受かります!
SAEさん(昭和大学5年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS、ガイド編
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
問題集を何周もして、できなかった問題をノートに書いておいてさらにそれを何周もすることです!
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
CBTの問題集で定期試験範囲の問題を解き、二重に勉強しました。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
特にありません。CBT PASSの問題だけではどうしても覆いきれない知識も聞かれるので、今までの細かい勉強も発揮できる場だと思います!
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
勉強をすれば絶対合格するので頑張ってくださいね。
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
みんなで材料や機材を持ち寄って一緒に確認をしました。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
特にありません。もし「間違えてしまったかも」と思っても焦らず冷静に対処できれば大丈夫です!
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
焦らずに頑張ってください!
S.S.さん(日本歯科大学5年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
CBT PASSのガイド編を読み込むこと。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
定期試験が近くなるとそちらに全力を注いでいて、あまり両立はできていませんでした。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
ガイド編に載っている図や表をもっとしっかりと見ておけばよかった。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
少し時間があるときはガイド編の図や表だけでも見ておくとためになると思います。
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
学校の授業や友達と練習していました。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
人によっては待ち時間がかなり長かったです。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
ほぼ全員が一度で合格できるため、終わった課題の出来を引きずらずに割り切って受けるのがおすすめです。
MBA歯学部生トミーさん(大阪歯科大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASSのテキスト・問題集、大学で配布される資料
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
CBT特有の写真問題等は、日頃から実習での器具を注意深く観察しておいてよかったと感じます。また、CBTに関しては基本的な出題がメインであるため、応用問題を意識するよりも、基礎固めこそ合格の最たる近道だったと思います。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
大学の定期試験対策をしっかりすることでCBTの対策にもなっていたと感じます。定期試験は過去問題があれば、うまく利用した方がいいです。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
見たことのない器具、手技があっても焦らずに解くと案外シンプルな問題だということもあります。うまく戦略法(グルーピングを活用した消去法など)を使っていくと解けるはず。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
焦らず基礎固めをしっかりと。今きちんと勉強しておくと国家試験も少しは余裕をもって対策に挑めると思います。
時節柄、体調管理等にも気を配り、残りの時間を頑張ってください!
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
大学でのOSCE対策講義と、4年次までに使用した実習帳の見返しが有効だったように感じます。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
クラブリ、デンチャー、外科など、これまでに使用してきた実習帳があれば通読しておくと役立つはずです! また最低限の手技に関しては、自分なりにノートなどに要点をまとめておき、事前に見直すとスムーズに試験に取り組めると思います。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
人格は一夜漬けではつくれません。日頃から他者と積極的に関わるように心がけ、歯科医師になることを強く意識すれば大丈夫! 頑張ってください!
ryosさん(日本歯科大学6年生)
Q. CBT対策で使ったテキストは?
CBT PASS
Q. CBT対策で有効だったと思うことは?
問題集を解くことも大事ですが、言葉の定義や器具の名前、用途など基本的な知識を確実に覚えることが大事だと思います。
Q. CBT対策と定期試験の両立で工夫したことは?
私の大学では定期試験のほうが難しいと言われていたので、定期試験を中心に勉強を進めることでCBTもカバーできていたと思います。
Q. CBT当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
微生物や薬理では菌名や薬剤名が横文字でややこしいなと思っていました。結局当日もあやふやなまま試験に臨んでしまったため、言葉の定義はしっかり覚えておけばよかったと思います。
Q. CBTを受ける後輩たちにアドバイスを!
私は現在6年生ですが、CBT PASSやCBTの模試を見返すとかなり基本的なことを聞いてるんだなという印象でした。
そう思えるほど、当時勉強していたことが6年生になっても蓄積された知識として定着しているのだと思います。
気負わずににひとつの通過点として頑張ってください。
Q. OSCE試験の対策はどのように行いましたか?
私の大学にはOSCEに向けた実習があり、それが終わったあとも友人たちと練習していました。
Q. OSCE当日に焦ったことや、「準備しておけばよかった!」と思ったことは?
緊張はしましたが、気持ちは落ち着いていました。
Q. OSCEを受ける後輩たちにアドバイスを!
何かわからないことがあれば自分たちで解決しようとするのではなく、先生に質問しましょう!