歯学部文化祭レポート【日本大学松戸編】
歯学部訪問記 #2昨今自粛傾向にあった文化祭。今年は対面で以前のように開催されるところが多いようですね。はじめて自分の通う大学の文化祭に参加するなんていう人もいるかもしれません。他大学ではどんな文化祭が開催されるのか気になる人も多いはず…!
そこで編集部スタッフが歯学部のある大学の文化祭を訪問し、その様子をレポートします。
第52回 日本大学松戸 松戸祭
2023年10月14日、15日に開催された松戸祭。1日目は学生のみのお祭りとなっており、eスポーツ大会や部活対抗コスプレ大会で大いに盛り上がったそうです。というわけで、編集部は2日目に訪問してきました!
松戸祭実行委員長の梅村匡さんによると、一昨年はオンライン、昨年はハイブリッド開催となっていたため、今年は久しぶりの完全実地開催。企画は実行委員の皆さんが半年から1年ほどかけて練り上げるそうで、気合いが伺えます。
校内を案内してくれたのは、歯学部生エディターズのかすみさん。実はこの文化祭取材も、かすみさんから「ぜひ記事にしてほしい!」と希望があったことがきっかけなんです。
当日はあいにくの雨でしたが、文化祭はすべて屋内で行われるため問題なし! 以前は屋外での催しもあったそうですが、新校舎設立工事に伴って変更になったのだとか。
エントランスから、まずは校舎棟へ入っていきます。
松戸祭は歯学部と附属歯科衛生士専門学校の合同主催となっており、歯科系ならではの展示やイベントがたくさん! 来場者は近隣にお住まいの方も多く、小さなお子さんが企画を楽しんでいる様子も見られました。
私たちも早速、虫歯治療を体験できる「歯医者さん体験コーナー」へ!
席につくと、歯学部生の方が小さな歯の模型を手渡してくれました。模型はすでに虫歯部分を削ってあり、その穴にレジンを充填していきます。
注射器のような道具で、あふれないように恐る恐る注入…。「先生、どうですか?」と確認すると、「ちょうどいいですね!」とうれしいお言葉。ライトでレジンを固めたら、治療完了! 歯は記念に持って帰ることができました。
続いて向かったのは、自分の歯垢を位相差顕微鏡で見る「歯垢観察」コーナー。教授の泉福先生が丁寧に迎えてくれました。
つまようじを使って歯垢を取り、いざ観察!
パソコンの画面に映ったのは、おびただしい数の細菌。細長いものや丸っこいもの、ウネウネ動くもの…これが口の中にいるのかと思うと意識が遠くなります。
「これは〇〇という歯周病菌で…」と泉福先生に詳しく説明していただき、歯磨きは絶対にサボらないようにしようと決意を固めました。
続いては、食堂にある屋台コーナーへ! 食堂へ向かう途中の大教室ではお笑いライブが行われており、中からにぎやかな笑い声が聞こえてきました。その日の出演者は土佐兄弟、ちゃんぴおんず、ぱーてぃーちゃんの3組。心惹かれつつも通り過ぎ、食堂に到着しました。
食堂では各部活が担当する屋台が壁沿いにぎっしり並び、さまざまな食べもののいい匂いが漂っています。焼きそばやフランクルト、りんごあめなどの定番から、ケバブやドーナツ、アイスクリームまで! 今年はお酒の提供も行っており、ビールを片手に楽しむ方も多く見られました。
かすみさんが所属するバドミントン部の屋台はわたあめ。カラフルなわたあめをワイワイと作っている様子に、「青春っていいな…」としみじみしてしまいました。
このほかにも軽音楽部・奇術部・ダンス部のライブや子ども向けのサッカー教室、教職員チャリティーバザーなどさまざまなイベントが催されていた松戸祭。学生の皆さんが一丸となって作り上げた1日を、存分に楽しむことができました!
前回の昭和大学に続き、日大松戸の文化祭はいかがでしたか?
同じ歯学部でも、大学によってカラーは全然違うもの。文化祭は、そんな違いを味わうのにうってつけの機会かもしれません。他大学の様子が気になる人は、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
歯学部訪問記の記事一覧
- #1 歯学部文化祭レポート 【昭和大学編】
- #2 歯学部文化祭レポート【日本大学松戸編】