いい意味でゆるい環境!? 関東の大学臨床研修施設をレビュー
【歯科医師臨床研修マッチングプログラム】先輩歯科医師の大学臨床研修施設“本気”レビュー #2 会員限定そろそろ研修先を考え始めなきゃいけないけど、情報を得るのが難しい…。
自分の大学で研修したいけど、本当にそれでいいのかな…。
そんな悩みを抱える歯学部生の皆さんのため、先輩歯科医師が自分の研修施設を徹底レビュー!
「どれくらい患者さんを診療した?」「働きやすい環境だった?」「実際、後輩にオススメする?」など、研修の感想を正直に教えてもらいました。
第2回は「関東」にある大学研修施設をピックアップ。マッチングの準備をしたい5年生はもちろん、低学年の皆さんもぜひ参考にしてください!
第2回でレビューした大学
東京医科歯科大学
東京歯科大学
昭和大学
日本歯科大学
日本大学
日本大学 松戸歯学部
明海大学
神奈川歯科大学
鶴見大学
治療は経験できる? 研修内容についてレビュー
Q. 研修で回った科と、カリキュラムを教えてください
<明海大学病院>
●総合診療科/自身で問診から患者を診る(2020年卒)●口腔保健科/大学病院4ヶ月、外部のクリニック2つを4ヶ月ずつ(2020年卒)
<東京歯科大学>
●8ヶ月予診配当、4ヶ月専門研修(2023年卒)●小児歯科、放射線科、インプラント科/半年は総合診療科で患者に対して治療、もう半年は専門科目での介助(2023年卒/千葉歯科医療センター)
<日本大学松戸歯学部付属病院>
●補綴科、保存科(修復・歯内療法)、歯周科、健康増進歯科(スポーツ歯科)、特殊歯科(障害者歯科)、口腔外科、/ほぼ全科の診療を体験し、最低限度の処置法や対応法を学ぶ(2023年卒)●保存、補綴、口腔外科、初診、総合歯科、インプラント、矯正、訪問/約10日間で1クールとし、さまざまな診療科を回って研修を行う(2023年卒)
<昭和大学歯科病院>
●インプラント歯科/基本的にはアシスト業務、診療に使用する道具(オープントレー)などの制作などの技工、オペを行うにあたってシミュレーションなどを用いた症例発表(2023年卒)●麻酔科/全身麻酔や静脈麻酔の患者への麻酔(2021年卒)●小児歯科/半年間大学病院で働き、半年間開業医で働く(2023年卒)
<東京医科歯科大学病院>
●修復、ペリオ、エンド、初診、口腔外科/保存、口腔外科、補綴を4ヶ月ごとにローテーションで回る(2023年卒)●口腔外科、高齢者歯科、補綴科など。希望も反映される/多くは研修医の診療室にて患者さんの治療をしつつ、持ち回りの事務や業務を行う。各科を回る実習も組み込まれている(2023年卒)●総合診療科/CR修復から歯周病治療、補綴治療など様々な症例を自分で経験します(2023年卒)
<日本大学歯学部付属歯科病院>
●口腔外科、歯周病科/3ヶ月外部出向、3ヶ月保存3科、3ヶ月補綴科、3ヶ月口腔外科のローテーション(2023年卒)●口腔外科/患者の問診から始まり、簡単な抜歯を経験する(2020年卒)
<日本歯科大学附属病院>
●歯科麻酔科、歯周病科/大学病院8ヶ月、協力型施設4ヶ月(2023年卒)●歯内科など/いろんな科を回る(2023年卒)
<神奈川歯科大学附属病院>
●補綴科、麻酔科、外科、障害者歯科、小児科/全科まんべんなく回る(2020年卒)
<鶴見大学歯学部附属病院>
●総合歯科、初診科、放射線科、小児歯科、障害者歯科、高齢者歯科、口腔インプラント科、口腔外科/大学病院では専属の科で指導医のもと一般歯科全般の診療、初診料における新患の診療、定期的な附属病院の専門科回り(1~2日)。総合病院では口腔外科の外来診療及び手術室での静脈鎮静下・全身麻酔下手術、医科と連携した診療進行、姉妹病院への訪問診療(2020年卒)
Q. 主に指導を受けた先生は? また、特にどんなことを学びましたか?
<明海大学病院>
●歯科医師10年目前後、30代の男性歯科医師/患者に対する接し方(2020年卒)●30代男性歯科医師/保険のデンチャー、算定方法(2021年卒)
<東京歯科大学>
●30代前半の男女の歯科医師/患者さんへの対応(2023年卒)●30代から40代の男性歯科医師/患者の反応を見ながら治療計画を立てること。また、臨床でのテクニック(2023年卒/千葉歯科医療センター)
<日本大学松戸歯学部付属病院>
●歯科医師30年目で50代前半の女性歯科医師/患者さんとのコミュニケーションのとり方、どこまで踏み込んで話をするか、逆にどんな事を言ってはならないかなどのテクニック(2023年卒)●30代後半から50代の歯科医師/コミュニケーションなど患者さんとの接し方。実際に処置を行う時には必ず見てくれているのでフィードバックしてもらうことができ、細かいテクニックなどを教わった(2023年卒)
<昭和大学歯科病院>
●52歳男性歯科医師/患者さんとのラポールの形成、インプラントに関する知識や手技、歯科医師としてのあるべき姿(2023年卒)●歯科医師20年目、40代後半の女性歯科医師/優先すべき患者を素早く判断し、臨機応変に対応すること(2023年卒)●30代の男性歯科医師/ラバーダム、仮封除去、局所麻酔、口内法撮影(2023年卒)
<東京医科歯科大学病院>
●歯科医師10年目、30代後半の女性歯科医師/患者対応の仕方。保険算定の方法(2023年卒)●30代男性歯科医師が多い/アシストの方法など。臨床的な手技については教えてくれる先生もいるが、あまり教えてもらえるような環境でないことが多い(2023年卒)●若い人は30代、年配の方は教授レベルの方達で、診療技術に秀でた先生達だった/テクニック面はもちろん、患者さんに診療を提案したり、説明したりする際の気遣いなど(2023年卒)
<日本大学歯学部付属歯科病院>
●歯科医師9年目、30代後半の男性歯科医師/患者に対する説明の仕方、診療の基本姿勢(2023年卒)●35歳の歯科医師/治療技術以前に、医療者としての患者に接する態度や言葉遣い(2020年卒)
<日本歯科大学附属病院>
●歯科医師8年目、30代半ばの男性歯科医師/将来の進路についてや教科書には載っていない臨床的な問題など(2023年卒)●60代のベテラン歯科医師/一般治療(2023年卒)
<神奈川歯科大学附属病院>
●歯科医師20年目、40代の男性歯科医師/形成について(2020年卒)
<鶴見大学歯学部附属病院>
●50代歯科医師および臨床教授が複数/患者との問診と同僚・指導医との円滑なコミュニケーションの大事さ(2020年卒)
Q. アシスト以外にどんな治療をしましたか?
<明海大学病院>
●C処、根管治療、義歯、形成(2020年卒)●保険診療の基本的なところすべて(2021年卒)●アシストのみだった(2021年卒)
<東京歯科大学>
●CR、根管治療など(2023年卒)●自分の患者を持って治療(2023年卒/千葉歯科医療センター)
<日本大学松戸歯学部付属病院>
●簡単な根管治療、う蝕処置、スケーリング・PMTC、単純抜歯、義歯調整、TEK再製(2023年卒)●う蝕処置、歯周病治療、根管治療、義歯調整、リライン、印象採得、局所麻酔(2023年卒)
<昭和大学歯科病院>
●インプラント埋入患者に対するメンテナンス、抜歯、術前清掃、上部構造のset、クラウンやインレーなどのset、インプラント埋入オペのアシストや器具出し(2023年卒)●スケーリングポリッシング、マウスピース作成、口腔機能管理の検査(2021年卒)●アシストのみだった(2023年卒)●歯科恐怖症や侵襲の大きい全身麻酔(2021年卒)
<東京医科歯科大学病院>
●CR修復、歯周基本治療、自費治療も含めた補綴治療、根管治療、抜歯など(2023年卒)●初診科での予診業務や、エンドの先生に頼まれてラバーと麻酔、仮封除去までやるなど。口腔外科では、患者配当があり簡単な抜歯などを行う(2023年卒)●ほぼすべての症例。ただ、インプラントや矯正といった専門はしていない(2023年卒)
<日本大学歯学部付属歯科病院>
●普通抜歯、難抜歯、SRP、概形印象、精密印象、TEK作製、支台築造、支台歯形成、義歯修理、義歯調整、仮封、ブリッジ切断、クラウン除去(2023年卒)●抜糸、智歯抜歯や便宜抜歯(2020年卒)●アシストのみだった(2021年卒)
<日本歯科大学附属病院>
●麻酔科にいた際は鎮静の流れを全て行いました。歯周病科ではメンテナンスの他にも抜歯や外科処置、C処など歯科治療全般を行いました(2023年卒)●親知らず抜歯(2021年卒)
<神奈川歯科大学附属病院>
●CR、根管治療、義歯、形成(2020年卒)
<鶴見大学歯学部附属病院>
●スケーリング、PMTC、CR充填、根管充填、義歯修理、築造窩洞形成、レジンコア合着、抜歯(2020年卒)●保存、補綴、外科の基本的な治療(2022年卒)
Q. 研修中に意識的にやっていたこと、がんばったことは何ですか?
<明海大学病院>
●カリエスの取り残しをしないようにする(2020年卒)●保険算定を覚える(2021年卒)●患者に対する配慮(2020年卒)
<東京歯科大学>
●患者さんへの寄り添い方(2023年卒)●専門科目を回っているときに、その科特有の症例を見て、先生とディスカッションすること(2023年卒/千葉歯科医療センター)
<日本大学松戸歯学部付属病院>
●ハンドピースやミラーの動かし方、ミラーテクニックの習得(2023年卒)●ミラーテクニックや介補なしでひとりで行うときのバキュームの位置や患者に痛みを与えないような操作(2023年卒)
<昭和大学歯科病院>
●とにかく手を動かす。誰よりも率先して動く。最初は色々な手技に慣れる、慣れたら時間を考えながら動く(2023年卒)●1日休みにせず、半休を2日間に分けて毎日病院で患者様に関わるようにした(2021年卒)●治療のアシストがメインだったので先生が治療をスムーズに行えるように準備をしっかりしていた(2023年卒)
<東京医科歯科大学病院>
●医療面接の際の患者説明を分かりやすく、しっかり伝わるように行った(2023年卒)●患者さんに可能な限り不快な思いをさせないように、優しく口腔内を触るように意識しています(2023年卒)●介助メインなのでスキルスラボでの自己研鑽や、外部でのハンズオンセミナーがあれば積極的に参加している(2023年卒)
<日本大学歯学部付属歯科病院>
●人脈づくり、ポジションペーパーやガイドラインを読むこと(2023年卒)●患者に多く触れて経験を積むこと(2020年卒)●患者さんとのコミュニケーションをたくさん取る(2021年卒)
<日本歯科大学附属病院>
●アシスト中にドクターの診療手順を見ていた(2021年卒)●自分だったらどう診断、計画をしていくのかを考えてアシストしていた(2023年卒)●自主性を持って積極的に治療を行うこと(2023年卒)
<神奈川歯科大学附属病院>
●保険算定(2020年卒)
<鶴見大学歯学部附属病院>
●大学病院では、診療を円滑にするため患者さんが来院する前週までに指導医と何度もOK出るまでディスカッションした。総合病院では全身麻酔下手術の鉤引き(術中は何時間も立ちっぱなしなので体力ないと厳しい)と、静脈路確保の成功率UP(2020年卒)●患者とのコミュニケーション(2022年卒)
技術だけでなく、患者さんへの接し方や医療人としての考え方も研修中に学んだ人が多いよう。特に自分で患者さんを担当できる環境であれば、対応力も高められそうです。
勤務時間や休日は? 制度・待遇についてレビュー
Q. 研修先で独自のルールや変わった慣例、驚いたことはありましたか?
<明海大学病院>
●年功序列で、年齢が上がれば給料が上がること(2021年卒)●特にないです(2020年卒)
<東京歯科大学>
●特にない(2023年卒)●特にありません(2023年卒/千葉歯科医療センター)
<日本大学松戸歯学部付属病院>
●1日が終わると印鑑を押してもらうのだが、いろいろと押してもらわなくてはならないところが多い(2023年卒)●印象に使用するリムロックトレーを手で広げて使う先生がいた。大学時代に習っていた手法とは全然違う手技を行っている先生が非常に多かった。根管治療でラバーダム防湿を行う科(専門科)と行わない科(総合診療科)があったこと(2023年卒)
<昭和大学歯科病院>
●カルテ見放題(2023年卒)●有休や夏休みは診療科長がだめと言ったら取れない(2021年卒)●研修医に休みをくれること(2023年卒)●治療のスピードが速い。子どもの安全や子ども本人にとっていいことを常に考えていた(2023年卒)
<東京医科歯科大学病院>
●根管治療用のファイルが一本ずつ個別で置いてあり、その都度ファイルを一つずつ滅菌トレーに拾って準備しなければならないこと(2023年卒)●全国でも数少ない、研修医が実際に臨床経験を積ませてもらえるところで名声通りだった(2023年卒)●技工を自分たちで石膏つぎからやる(2023年卒)●受付業務や滅菌、アシストなどの運営も役割があって自分たちで行う(2023年卒)
<日本大学歯学部付属歯科病院>
●靴下の長さに指定があったこと(2023年卒)●特になし(2021年卒)
<日本歯科大学附属病院>
●特になし(2021年卒)●特になし(2023年卒)
<神奈川歯科大学附属病院>
●特になし(2020年卒)
<鶴見大学歯学部附属病院>
●研修医ふたりがバディを組み、片方が診療する時にはもう片方がアシストを行い、前者はその要所で指導医の指示を仰ぐ。日によって常駐する指導医が異なり、場合によっては治療方針が若干違って急きょその日の診療内容が変わることもたまにある(2020年卒)●初診科での研修がとにかく多い(2022年卒)
Q. 研修先は働きやすい環境でしたか?
<明海大学病院>
はい:●17時に退勤だったので(2020年卒)●ほぼアシスト業務で基本治療させてもらえなかったがお菓子食べたりしてた(2021年卒)●勤務時間が短い(2021年卒)
<東京歯科大学>
はい:●駅前にある(2023年卒)●基本的に先生方はいい人が多く、わからないことがあればすぐに教えてくれる。就業時間が厳格に定められている(2023年卒/千葉歯科医療センター)
<日本大学松戸歯学部付属病院>
はい:●土曜日は半日勤務で、土曜日出勤すると平日1日を振替休日にできるから(2023年卒)●休日が自由に選べるため、歯科医院見学などをしやすい。施設環境がとても良く、勤務時間が決まっており残業がないため自分の勉強したいことに時間を充てることができる(2023年卒)
<昭和大学歯科病院>
はい:●9時~5時の労働時間、有休が取りやすい、良い意味でゆるい(2023年卒)●休みが取りやすく、定期的に体調について心配してくれた(2023年卒)●若手が多いから(2023年卒)
どちらともいえない:●大学付属病院なので、研修終了後も働くとなると給料が安い(2023年卒)●設備はそれなり(寮があったり学食補助が出たり)だが有休や夏休みは診療科長に相談になる(2021年卒)
<東京医科歯科大学病院>
はい:●土日が休日で予定を立てやすいため。就業時間も17:15までと働きやすい(2023年卒)●残業代が出るから(2023年卒)●土日祝日は休みで、残業もあまりない。比較的自由に働ける(2023年卒)
どちらともいえない:●診療終わりから模型実習などをしていた(2023年卒)
いいえ:●謳っている研修内容と実際の業務に乖離があり、かつ意見を述べても通りくい(2023年卒)
<日本大学歯学部付属歯科病院>
はい:●9時~5時で土日休みだから(2021年卒)●給料こそ低かったが、残業は少なく適切な指導が受けられた(2020年卒)
いいえ:●勤務時間外の労働を強要しがち(2021年卒)
<日本歯科大学附属病院>
はい:●平日17時過ぎに上がることができ、土日休み(2021年卒)●縛られる制限が比較的少ないためストレスが少なかった(2023年卒)●勤務時間があまり多くなかった(2021年卒)
<神奈川歯科大学附属病院>
はい:●福利厚生がしっかりしていた(2020年卒)
<鶴見大学歯学部附属病院>
はい:●院内に研修医用の休憩場所あり(冷蔵庫・レンジ付)、8:40集合~17:00退勤、日祝祭日と土午後が休み(2020年卒)●8:50〜16:50の勤務時間だったため(2022年卒)
仕事内容や休みの取り方にギャップがあったという声も。有休取得のしやすさも施設によって異なるようなので、ワークライフバランスを重視したい人は職場の風土まで調べておいた方がいいかもしれません。
後輩へオススメしたい? 研修を経験した先輩から伝えたいこと
Q. 働く前と後で研修先の印象に変化はありましたか?
<明海大学病院>
はい:●一般歯科は人がよく辞める(2021年卒)
いいえ:●母校なので、病院実習で何となくはわかっていたから(2020年卒)●見学の機会があったため(2020年卒)
<東京歯科大学>
はい:●外部生だったので怖かったが、実際みんな優しかった(2023年卒)
いいえ:●5年時の実習で行ったことがあるため(2023年卒/千葉歯科医療センター)
<日本大学松戸歯学部付属病院>
はい:●臨床実習で大学病院にて学習していた時にある程度は雰囲気等を知ってはいたが、実際に自分が歯科医師として大学病院で研修を始めてから、いろいろな科の先生達がかなり緊密に連携を行っているという印象を持った(2023年卒)●患者配当が無く、あまり実践する場が少ないと感じたから(2023年卒)
<昭和大学歯科病院>
はい:●歯内専門ということもあり、最初は退屈していたが、次第に先生方が診ていることについて興味が出てきたから(2023年卒)●働く環境がとてもよかった(2023年卒)●仲がいいアットホームという言葉は、仲がいい人以外は追い出してるってこと(2021年卒)●GPもやりたくなった(2023年卒)
いいえ:●母校でありポリクリなどで何度も出入りをしていたため(2023年卒)●実習の時のイメージのままだったから(2021年卒)
<東京医科歯科大学病院>
はい:●実際手を動かせていない(2023年卒)●プログラム3に関しては基本介助メインで、自分の患者さんを持つことはできない(2023年卒)●30分で基本的に診療を終わらせるスピード感に慣れるのが大変だった(2023年卒)
いいえ:●学生の時に行っていた臨床実習と似ていたから(2023年卒)●説明会に参加していたから(2023年卒)●期待通りの臨床経験をすることができました(2021年卒)
<日本大学歯学部付属歯科病院>
はい:●臨床機会が少なすぎ(2021年卒)●想像以上に診療件数が多かったから(2020年卒)
いいえ:●知り合いからある程度情報を得ていたため(2023年卒)●母校なので勝手が分かっていたから(2021年卒)
<日本歯科大学附属病院>
はい:●研修医になってわかったことも多かった(2023年卒)
いいえ:●外部から入った人間にも優しく、自主性を持てばいろいろチャレンジできる環境だったため(2023年卒)●選ぶ前に説明会など受けていたから(2021年卒)
<神奈川歯科大学附属病院>
いいえ:●母校のため(2020年卒)
<鶴見大学歯学部附属病院>
はい:●指導医の数が圧倒的に少ない(2022年卒)●前期の附属病院での診療は、学生時代の臨床実習の延長の様でそれほど変化はなかったが、後期の出向研修先の総合病院は口腔外科の凄さと厳しさが想像以上だった(2020年卒)
Q. ご自身の研修先を後輩たちに勧めたいですか?
<明海大学病院>
はい:●患者を多く診られるため(2020年卒)●歯科医師として以外の自分の時間をたくさん作れる(2021年卒)●給料は低くても楽だと思うからです(2020年卒)
<東京歯科大学>
はい:●環境がとても良く、人がみんなとても優しい(2023年卒)
いいえ:●母校の別の関連施設より給料が安い(2023年卒/千葉歯科医療センター)
<日本大学松戸歯学部付属病院>
はい:●1日の来院患者数がとても多く、さまざまな性格の患者さんが来院するので、精神的に強くなれるから(2023年卒)●さまざまな診療を幅広く学ぶことができるので、まだ何をやりたいか決まってない人には良いと思うから。研修を通してそこから決めれば良いと思う(2023年卒)
<昭和大学歯科病院>
はい:●患者さんの話を上手く聞ければ良い環境だから(2023年卒)●給料が良いし、規律もしっかりしている。指導医もハズレはなさそう。周りの食べ物がおいしい、医療系学生と関われる。図書館が遅くまで開いている(2023年卒)●学びやすい環境が整っている(2023年卒)
どちらともいえない:●どんな研修を行いたいかと考える人による。ゆるい研修を望んでいるならオススメできない。病んでしまうかもしれない。とにかくいちスタッフとして、いろいろと怒られながらもそれをプラスにとらえられる人じゃないとキツいと思う(2023年卒)
いいえ:●科の雰囲気が合えばいいが、合わないとつらいから(2021年卒)
<東京医科歯科大学病院>
はい:●自分でかなり手を動かせる。勤務時間や休みがしっかり守られる(2023年卒)●指導医の教え方が丁寧だった(2021年卒)●最先端を学べる(2023年卒)
いいえ:●先生たちは激務で余裕がない。外部大学出身者はいつまでも外様として扱われる(2023年卒)●給料をもう少し上げてほしい(2023年卒)
<日本大学歯学部付属歯科病院>
はい:●出向先さえ外れなければ貴重な経験をたくさんさせてもらえるため(2023年卒)●科によるが、初めから色々な症例に遭遇しやらせてもらえるから(2020年卒)
<日本歯科大学附属病院>
はい:●居心地が良く、やらせてほしいことはやらせてもらえる環境であるため(2023年卒)●大学によって診療システムが違うため母校以外での研修がおすすめ(2021年卒)
<神奈川歯科大学附属病院>
はい:●学べるため(2020年卒)
<鶴見大学歯学部附属病院>
はい:●母校はやはり安心(2022年卒)
どちらともいえない:●積極的に研修医へ課題を課すほどの強制力はないので、研修中もしっかり並行して勉強していければ伸びるが、最低限の事しかしなければ何も残らずに終わる。月並みな言葉だけれど、居心地の良さに胡座をかかずこの環境を活かせるかは自分の努力次第と思われる(2020年卒)
Q. これから研修医になる後輩にメッセージを!
「一から教えてもらいたい」「自分でどんどん治療したい」「プライベートを大切にしたい」など、研修に求める条件は人それぞれ。いざ研修が始まってから悩んでしまわないよう、しっかりリサーチしておきましょう。
第3回は「関西・四国・九州」の大学臨床研修施設をピックアップします。お楽しみに!
イラスト/マコカワイ 文/編集部
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