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マイクロニードルで「痛くない歯科治療」に貢献
歯科ニュース BRUSH tabloid #4歯科医師なら常にアンテナを張っておきたい、「社会」と「歯科」の動き。BRUSH編集部が独自に取材した最新ニュース＆トピックスをお届けします！
マイクロニードル医療機器『アネスパッチ』とは
コスメディ製薬株式会社は、マイクロニードル技術を歯科表面麻酔に応用した医療機器『アネスパッチ』を開発。今年の10月から歯科医院への販売が開始となりました。コスメディ製薬株式会社は、2008年には世界で初めて*1マイクロニードル化粧品を製品化し、薬効成分を皮膚から吸収させるTTS(経皮吸収システム)技術で独創的な製品展開をしています。
歯科治療において、患者さんの大きな負担である「痛み」に着目した製品開発
歯科治療において、患者さんの大きな負担であるのが「痛み」です。特に子どもたちは歯医者さんで初めての麻酔注射を経験し、その注射の痛みで歯医者さんが嫌いになり、虫歯治療が中断してしまうことも多いでしょう。
『アネスパッチ』は歯科表面麻酔用のマイクロニードルパッチです。いわば「貼る注射」である微細なマイクロニードルは、痛みや出血を伴いません。本製品の発売により、コスメディ製薬の「注射をしない薬剤投与」というTTS技術で「痛くない歯科治療」に貢献します。（開発者でありコスメディ製薬株式会社 代表取締役社長 薬学博士の権 英淑さん）
歯科表面麻酔薬剤を迅速に到達させるマイクロニードルパッチ
『アネスパッチ』は同社のマイクロニードル技術を歯科表面麻酔に応用した医療機器。長さ250~300μm、数百本の微細な針が歯肉の上皮部(薬物透過バリア)表面に圧迫することにより、迅速な*2麻酔薬剤の到達を実現*3しています。
＜アネスパッチの特徴＞
●歯科表面麻酔を迅速に
（効果発揮１分～３分）
●歯肉の表面に穿刺するため、
出血しない、無痛
●表面麻酔薬の流れ防止、
喉へののみ込みリスクを低減
●子供を注射恐怖から解放し、
歯科治療をスムーズに
●歯科医の治療時間を短縮
*1：公益社団法人 日本薬剤学会発行 学会誌「薬剤学」より
*2：従来の局所表面歯科麻酔処置方法と比較して
*3：マイクロニードルの物理的作用による
アネスパッチの使用方法
では実際にどうやって使うのでしょうか？ 使い方を見ていきましょう！
この5STEPならお子さんにも難なく施術させてもらえそうです…！
麻酔を注射すると痛い。痛いと動いてしまい危険。でも無理やり麻酔なしで治療された子は、歯医者さんがトラウマになってしまうかも…。泣く子を歯医者さんに連れていくのが心配な親御さん…。
アネスパッチはこうした負のスパイラルを一蹴する歯科医院の救世主になるかもしれません。
痛くない表面麻酔で注射に対する恐怖心がなくなり、子供が「怖くない歯医者さん」に。そして歯科治療がスムーズに進めば歯科医師も親御さんもより活用できる時間ができ、お互いにとってメリットが増えそうです。
【会社概要】
〒601-8438
京都市南区西九条東比永城町75 GRAND KYOTO 3F
代表取締役社長 権 英淑
京都薬科大学における経皮吸収の基礎研究で培った技術をもとに医薬品、化粧品および医療用粘着製品を開発する製薬メーカー。世界で初めてマイクロニードル化粧品を製品化するなど、経皮浸透技術を応用したオリジナル化粧品を開発・製造・販売している。
【製品に関するお問い合わせ・資料請求など】(医療関係者の方)
ノイシュタットジャパン株式会社
次回の歯科ニュースもお楽しみに！
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