【冬の野菜たっぷりひとり鍋】トマトジュースで味変! 鶏肉とおいものトマト鍋
初心者でも簡単! 週末の栄養補給ひとりごはん #1忙しい歯学部生の平日ごはんは、コンビニや外食で済ませることも多く栄養不足になりがち…。そこで、週末の栄養補給ひとりごはんのおいしく、簡単なレシピを紹介します。
冬はやっぱりお鍋。手軽にできる鍋料理は、歯学部生たちにも定番の自炊メニューです。でも、鍋ばかりして飽きてきた…という声もちらほら。そんなときは、アレを使って味変しましょう!
トマトジュースでいつもの鍋を味変!
鶏肉とおいものトマト鍋
いつもの寄せ鍋にトマトジュースをプラスすれば、あっという間にイタリアンな洋風鍋に。トマトジュースはトマト缶よりも酸味がやわらかで、コクと旨味が増します。野菜は何でもいいのですが、ぜひさつまいもを主役に。トマト味と甘いおいもが最高のマリアージュを演出します。具材の味が染み出たトマトスープで作る、〆のパスタも絶品です!
トマトジュース
トマトジュースは無塩のものがおすすめ。後から味の調節がしやすいです。1パック200mlで販売されている場合が多いので、今回はそれを使いきるレシピに。
トマトジュースは無塩のものがおすすめ。後から味の調節がしやすいです。1パック200mlで販売されている場合が多いので、今回はそれを使いきるレシピに。
鶏肉とおいものトマト鍋
材料(1人分)
鶏もも肉(唐揚げ用・ひと口大カット) | 150g |
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さつまいも | 小1本 |
玉ねぎ | 1/2個 |
キャベツ | 1/8個 |
ブロッコリー | 6房 |
トマトジュース | 200ml |
固形コンソメ | 1個 |
塩 | 小さじ1~1½ |
オリーブオイル | 大さじ1(好みで) |
水 | 300ml |
粗びき黒胡椒 | 適量 |
鍋しめ用材料
スパゲッティ | 80g |
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ピザ用チーズ | 大さじ3 |
作り方
①さつまいもはよく洗って、皮ごと5㎜厚さの輪切りにする。玉ねぎ、キャベツはくし形に切る。
②鍋に水、鶏肉、①のさつまいも、玉ねぎを入れて中火にかける。ふつふつしてきてから5分ほど煮て玉ねぎが透き通ってきたら、トマトジュース、コンソメ、塩を加える。
③さつまいもに火が通ったら、ブロッコリー、キャベツを入れて、キャベツがしんなりするまで煮る。好みで、仕上げに黒胡椒をふり、オリーブオイルをまわしかける。
鍋〆は…
本格トマトソースのスパゲッティ
残ったスープから具材を取り除き中火にかけ、ふつふつと沸騰してきたらスパゲッティを半分に折っていれる。袋の表記の茹で時間より1~3分ほど長く煮る(途中水分がなくなってしまったら水を足す)。仕上げにチーズをのせる。好みで粗挽き黒こしょうをふっても◎。
*ごはんを入れてもトマトリゾット風でおいしい!
いかがでしたか?次回は「豚バラと大根の豆乳鍋」です。お楽しみに!
料理
鈴木 薫(すずき かおる)
料理研究家。野菜をふんだんに使った家庭料理、簡単で洒落たおもてなし料理に定評があり、雑誌、テレビなどで活躍。2000年に開いた料理教室は、100人待ちになるほど人気に。出産を機に料理教室をお休みしていたが、近々再開予定。現在、夫、双子の女の子、男の子の5人暮らし。著書に、『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)、『東京マザーズクリニックの慈愛ごはん』(世界文化社)など多数。
撮影:中本浩平 文:編集部