メイクのりが即良くなる! 面接本番直前のレスキュー美容
会員限定今日は大切な面接。肌のコンディションは見た目の印象を大きく左右するため、面接にはベストな状態で臨みたいもの。それなのに朝、鏡を見たら顔がむくんでパンパン、肌がガサガサでファンデがのらない…そんな経験がある人も多いのでは? そこで、今回はトラブルを解消して、肌のコンディションを底上げする本番直前レスキューケアをヘア&メイクアップアーティストの神戸春美さんに教えていただきます。
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
神戸春美さん
サロンワークを経て、ヘア&メイクアップアーティスト森ユキオさんに師事。 2005年独立。数多くの女性誌や美容誌、広告、TVなどで活躍。ほどよくトレンドを取り入れた女性らしいヘア&メイクに定評がある。確かなセンスと技術、親しみやすい人柄にモデルや女優からの支持も厚い。
サロンワークを経て、ヘア&メイクアップアーティスト森ユキオさんに師事。 2005年独立。数多くの女性誌や美容誌、広告、TVなどで活躍。ほどよくトレンドを取り入れた女性らしいヘア&メイクに定評がある。確かなセンスと技術、親しみやすい人柄にモデルや女優からの支持も厚い。
教えてもらったのは…
矢作有紀奈さん
1995年埼玉県生まれ。歯学部に入学して2年生の時、芸能界入りしSKE48に所属。アイドルをしながら歯科医師を目指す。現在は臨床研修医として研修中。
矢作 有紀奈Instagram/Twitter/YouTube/TikTok lit.link/teethchan95
1995年埼玉県生まれ。歯学部に入学して2年生の時、芸能界入りしSKE48に所属。アイドルをしながら歯科医師を目指す。現在は臨床研修医として研修中。
矢作 有紀奈Instagram/Twitter/YouTube/TikTok lit.link/teethchan95
スキンケアはもちろん食事にも気をつけましょう
肌の調子が良いとメイクのりが良いのはもちろん、健康的でイキイキと見えて、自己管理がしっかりしているという印象を与えることができるので、面接前日のスキンケアはとても大切です。
メイクのりが良い肌に整えるには、何より保湿が大切。化粧水でしっかり水分を与えたら、乳液やクリームなどの油分を含むアイテムでフタをして水分を閉じ込めて。
前日に肌荒れしてしまった場合、慌ててあれこれ塗るのは逆効果です。いつもよりシンプルなケアで保湿を十分にして肌を労わりましょう。また、ニキビができやすい人はニキビ用パッチを常備しておくと安心ですよ。
もう一つ面接前日に気をつけたいのが、むくみ対策。塩分をとりすぎると、体が水分を溜め込みやすくなってむくみが起こります。お酒を飲むと塩分の高いおつまみを食べたくなりますが、これもむくみの原因に。大切な面接の前日は、濃い味付けの食事は避けてお酒も控えめにしましょう。
CASE1 むくんで顔がぱんぱん…
ついつい飲みすぎてしまったり、塩分をとりすぎてしまったりして、顔がパンパンにむくんでしまった経験がある人も多いはず。顔がむくんでしまうと、目がしっかり開かず顔の印象がぼやけてしまうので、朝のレスキューケアでむくみをスッキリさせてからメイクを始めましょう。ここで紹介する3ステップを行えば、シュッと引き締まった顔とぱっちり印象的な目元で面接に臨めますよ。
STEP1 頭皮マッサージで血行を促進!
①第一関節で生え際をプッシュ
指の第一関節で生え際を押す。少しずつ位置をずらして、痛気持ちいいくらいの強さで押していく。
②頭全体を指の腹でもみほぐす
指の腹を使って、頭皮をもみほぐす。爪を立てないように気をつけながら、頭皮を動かすように頭全体をもんでいく。
③頭の後ろをグーで押す
グーにした手で頭の後ろ、首の付け根部分を押す。頭を後ろに傾けて頭の重みを利用すると押しやすい。
STEP2 リンパマッサージで老廃物を流す!
①首筋を上から下に向けて流す
手を軽く握り、指の第一関節と第二関節の間を使って、耳下から鎖骨へ向けて首筋をなで下ろすように流す。
②鎖骨のくぼみに老廃物を流し込む
鎖骨に向けて流し、くぼみ部分を軽く押す。鎖骨のくぼみ部分にはリンパ節があるので、くぼみに老廃物や不要な水分を流し込むようなイメージで。
STEP3 耳ゴムで顔をキュッと引き締める
①ヘアゴムを耳にはめる
ヘアゴムを耳にかけてはめる。少しきついと感じるくらいのサイズのシリコンゴムがおすすめ。
②メイク中はゴムをはめておく
耳には様々なツボがあるので、メイクをしている間、ゴムをはめておく。むくみが取れて顔がキュッと引き締まる。
CASE2 「お肌がカサカサ…このままじゃメイクできない! 」
肌が乾燥していると、ファンデーションが粉浮きしてしまったり毛穴落ちしてしまったりとメイクがキレイにのりません。また、乾燥しているからといって、メイク前に油分の多いアイテムで保湿をすると、ヨレたりテカったりメイクが崩れやすくなってしまいます。メイク前の乾燥ケアで重要なのは、肌にしっかり水分を与えること。たっぷりの潤いで満たされると肌の透明感がアップするので、ファンデを厚塗りしなくても美肌に仕上がりますよ。
いつもの化粧水でOK! コットンパックで肌も唇もしっかり潤して
メイク前の乾燥対策におすすめなのが、いつもの化粧水を使ったコットンパック。一度水で濡らして絞ったコットンに化粧水をたっぷり含ませて、額、両頬、あごにのせる。口元が乾燥しているときは唇にものせておく。コットンパックをすると肌の表面温度が下がって毛穴がキュッと引き締まり、ベースメイクの仕上がりが良くなる。また、コットンパックで肌を水分満タン状態しておくと皮脂が過剰に分泌されにくくなるので、皮脂テカやメイク崩れが気になる人にもおすすめ。
CASE3 「クマで目元がどんより…」
目元は顔全体の印象を大きく左右するパーツ。クマができていると、それだけで疲れているように見えたり、不健康な印象を与えてしまったりする可能性も。目元はよく動く部分なので、メイクで完璧にカバーするのも難しいですよね。メイクをする前に目元の血行を良くして、クマを解消しましょう。このケアをするとクマが目立たなくなるだけでなく、まぶたが軽くなって目がぱっちり開くようになりますよ!
STEP1 蒸しタオルで顔全体の血行アップ!
濡らして軽く絞ったタオルをラップで包むかレンジ対応のジッパー付きポリ袋に入れて、600Wの電子レンジで30〜60秒加熱する(タオルが熱くなっているので注意して取り出す)。顔全体を包み込むようにタオルをあて、タオルが冷めてきたら外す。蒸しタオル後は、肌が乾燥しやすいのですぐに保湿を。
STEP2 目元マッサージで血行とリンパの流れを促す
①眉の付け根を親指でプッシュ
眉の付け根のくぼんだところを親指の腹を使って押し上げるようにプッシュ。痛気持ちいいと感じるくらいの力加減で。
②こめかみをくるくるとマッサージ
こめかみに中指と薬指の腹をあてて、軽く力を入れてくるくると円を描くようにマッサージする。こめかみにもリンパ節があるため、ここをマッサージすることで老廃物が排出されやすくなる。
レスキュー完了!
顔全体がすっきり&目元が軽くなって、健康的な肌色に整ったらレスキュー完了のサイン。肌表面はしっとりなのにベタつかない、メイクのり抜群の状態に!
レスキューケアでスッキリ!
メイクのりが良くなって、
就活メイクも成功。
自信を持って面接に臨めそう!
朝起きて、肌の状態がイマイチだと一気に気分が落ちてしまいますよね。そんなとき、しっかりメイクでカバーしようとせず、慌てずにレスキューケアを試してみて。
メイク前に血行を促して内側から肌の状態を整えると、内側から湧き出るような血色感が生まれます。さらにコットンパックでしっかり水分を補給すれば、肌の透明感もアップ! 軽くメイクするだけで、イキイキと健康的な印象に仕上がります。一手間かけてレスキューケアを行うと、結果的に時短でキレイを手に入れられますよ!
モデル/矢作有紀奈 ヘア&メイク/神戸春美 撮影/青柳理都子 文/石河美穂子
4月1日から取り寄せ予約開始です。お楽しみに!