こんにちは。
新学期が始まってあっという間に時間が過ぎていきますね。
6年生は国家試験の勉強が主になりますが、それにプラスして卒業後の臨床研修先のマッチングもあります。そのため、出身大学の付属病院以外で研修を考えている人は勉強の合間に研修先を探して見学に行ったり、説明会に行ったりしています。
今回はそんな病院見学についてお話したいと思います。
私の周りでは5年生の病院実習中に、研修医の先生と話す機会があるので、研修先を考え始める人が多かったです。そして早い人だと夏ごろから、多くの人は春休み中に見学をしているようでした。このゴールデンウィーク中にも見学を予定している人がいました。
私も実際に春休み中に病院見学に行ってきました! 私は卒業したら地元に帰ることを考えているので、地方の国立大学医学部の歯科口腔外科を見学してきました。
当日はスーツで病院に向かい、白衣と院内履きを持参するように言われていたので、病院に到着してすぐに着替えました。午前中だけでしたが、外来の診療を自由に見学させていただきました。外来では、初診の患者さんの医療面接や医科に入院中の患者さんの口腔ケアなどを行っていました。
病院見学では、どのような患者さんが来てどのような治療を行っているのか、診療室の雰囲気がよく分かってとても良かったと思います。また実際に臨床研修中の研修医の先生にお話を伺うことができたのも大きな収穫となりました。研修医の先生からは、研修中に何を学びたいかしっかり考えて研修先を選ぶようにとアドバイスをいただきました。特に口腔外科は病院ごとに特色があるので、どのような治療が多いのかは知っておくべきだと言われました。
因みに、私が見学したのは医科の中にある歯科口腔外科なので、抜歯や口腔領域のオペといったいわゆる口腔外科の治療に加えて、入院患者さんの周術期の口腔ケアや、義歯調整やう蝕治療といった一般治療も行うことがあるため、幅広い経験ができるのが特徴とのことでした。
臨床研修の内容はホームページで確認ができるのである程度はリサーチができますが、やはり実際に見学をしてみないと分からないことも多いので、見学に行って良かったと思いました。
みなさんも勉強の傍ら、臨床研修ではどんなところで何を学びたいのか、ぜひ考えてみてください。自分の研修医姿を想像するのも勉強のモチベーションアップに繋がるかもしれません。