みなさまこんにちは!
先日、私は熱川にあるバナナワニ園に行ってきました。温泉の熱を使って熱帯植物園やバナナ、ワニを育てている施設で、知る人ぞ知る観光スポットです。
これほどまじまじとワニを見たことがありませんでしたが、そのなかでもやはり気になるのはその歯や骨格でした。
そもそもの歯の形、生え方、顎関節など人間とは異なる点がいくつもみられます。
ヒトは二歯性(乳歯と永久歯のみ)である一方、ワニは多生歯性で、何度抜けても生え変わります。しかもワニの歯は全部尖っているのが大きな特徴です。
また、骨格標本を眺めていると、下顎頭がヒトとは上下逆に付いていることに気付きました。
どうやらワニは足が短く顔が地面に近いため、口を開ける際ぶつかってしまうことから適応したのだそうです。祖先が違うとこうも構造が変わってくると思うととても興味深く勉強になりました。
またバナナワニ園に行きたいです。
この写真の子は生えかけの歯を見せてくれました…! 愛嬌がありますね。
以上、ワニから得た学びのお話でした。
次回もお楽しみに!またお会いしましょう☺️
参考:杉崎正志:顎関節症を知る 耳展 49: 5; 246~254, 2006