10月中旬、我が日本大学松戸歯学部にて「松戸祭」が行われた。2日で1000人以上を動員したこの大人気イベントについて今回はお話していこうと思う。参加された方も参加できなかった人にもこの盛り上がりをお伝えできれば幸いである。
まずは松戸祭とは何かについてご説明しよう。本祭は毎年10月に行われる本校の学校祭である。地域住民やOBといった一般の方も参加できるため、非常に活気がある。今年度は参加者同士が協力し合い、美しい輝きをはなとうという願いを込めて「星雲」というテーマを掲げている。
● 歯学部ならではの企画
松戸祭のメインともいえるのが歯学部ならではの企画、歯医者さん体験、指印象、歯垢観察である。歯医者さん体験では実習で使っている歯の模型を使って、むし歯治療を学ぶことができる。治療した歯はキーホルダーにして持ち帰れるため、子供たちに非常に人気がある。
指印象では歯の模型をつくる印象材を使用して自分の指の模型を作製できる。歯垢観察では自分の口の中にいる微生物を顕微鏡で観察することができる。歯垢について学ぶことのできる展示もあり、とてもにぎわっていた。
今年は千葉県歯科医師会とのコラボ企画も開催され、来場者の健康意識の向上や歯科に興味をもってもらう良い機会になったと思う。
● 50周年記念講堂で行われるメインステージ企画
新校舎の講堂でもさまざまな企画が催された。軽音楽部とダンス部によるステージ発表は来場者を大いに盛り上げた。また、今年はナイチンゲールダンスさんとアイアンヘッドさんの2組によるお笑いステージも行われた。サインがもらえる豪華な抽選会もあり、多くの人が参加していた。
学生のみの中夜祭では豪華景品をかけて部活動からの有志が集う女装大会も行われた。
● 各クラブによる模擬店
わたあめ、チョコバナナ、おでんにたこ焼き。各クラブが提供する模擬店はどれも味に自信あり!の逸品ばかりだった。個人的におすすめしたいのはチーズを追加でトッピングした熱々のケバブとカラフルでお祭りにはかかせないわたあめである。他にもフェアトレードのチョコレートを使ったベビーカステラなど部活動の特色あるメニューも魅力的だった。
いかがだっただろうか。新校舎になってから初めての学校祭だったが、新たな門出を迎えるにふさわしい盛況ぶりだったと思う。少しでも興味がわいた方は次年度の松戸祭にぜひご来場いただきたい。
最後に松戸祭をご支援していただいたQuacareer BRUSH様に心よりの感謝を。