私は、今年の3月から知り合いから紹介して頂いた歯科医院で歯科助手バイトを始めました!
今回は、約4ヶ月間歯科助手バイトをした感想をお伝えします。
1日の流れ
私の務めている歯科医院は、都心にあり、出勤前のサラリーマンの方達が多く来るので、8:30から診療開始と他の歯科医院に比べて診療開始時間が少し早めです。8:30から患者さんがいらっしゃるので、8:00頃から朝の準備を始めます。
具体的な内容は、前日から残っている器具の滅菌や掃除機がけ、ユニットやコンピューター、レントゲンなどの器具のセッティングをします。また、この時間に朝礼を行います。朝礼は、今日の診療のスケジュールの確認や連絡事項の共有を行うのでとても大切です。
診療中は、主に先生のアシストをしながら器具の滅菌、技巧物の管理なども行います。
最初は、患者さんの口腔内にバキュームを入れる時も、緊張して手が震えてしまいましたが、段々と慣れてきました。
印象採得やセメントの練和など、当時は大学の実習でやったことが無かったので緊張しましたが、歯科助手バイトで先にやっていたので大学の実習ではスムーズに出来ました。
13:00くらいまで、診療をしたら昼休みを取り、また診療の補助をするという流れです。
お昼休みや、時間のある時には、先生が歯科に関する質問や将来に関する質問にも答えてくださり、休憩時間もとても有意義に過ごせます。
私が、歯科助手バイトをオススメしたい理由は3つあります。
1.歯科医師の仕事を近くで見られる
病院見学などでも歯科医師の仕事は見られますが、1日を通して長い時間、先生の仕事を見られるのは、将来、歯科医師になる上でとても貴重な経験になります。診療の様子はもちろんですが、スケジュール管理やクレーム対応など、他の点でもとても勉強になります。
2.実習の前に経験できる
私には、2学年上に歯学部に通う兄弟がいます。彼女は現在、5年生なので病院実習の最中です。兄弟の話を聞いていると、診療の流れや使っている器具、アシスト出来る範囲など、歯科助手バイトとの共通点が多くあることが分かりました。
もちろん、大学病院と開業医ということで違いもたくさんありますが、今の経験は必ず実習で役に立つと思います。
また、アシストで見た治療内容や歯科器具は、3年生の授業にも実習にも出てきます。これだけでも、大学生活が有意義なものになると思います。
3.今の自分に足りない事がわかる
歯科助手をさせて頂いてから、説明力や気遣い、スケジュール管理能力など歯科医師に必要な技術以外のスキルも分かってきました。それと同時に、今の自分に足りないこともわかってきました。
早い段階で、自分の治すべきところを知るのは将来にとって大きいことだと思います。
まだまだ、出来ないことばかりで先生方のお力に慣れていないと日々感じますが、毎回様々な経験を積むことが出来ていてとても充実しています。
低学年から始めるのは早いのではないか?と思っている歯学部生の方は沢山いると思いますが、私は1年生の頃から始めておけば良かったと後悔しています。少しでも興味のある方は、歯科助手バイトオススメです!