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歯学部エディターズブログ

世界の歯科事情 イギリス編

みなさん、こんにちは。歯学部生エディターズのENAです。 
突然ですが歯学部生の皆さんの中には、世界の歯科事情について興味がある方もいるでしょう。私もそのひとりです。ですが調べてもなかなか詳しい情報が見つからないのが現状だと思います。そこで私が数回にわたり、さまざまな国に住んでいる友達から集めた情報を皆さんに共有したいと思います☺️

*自分で調べてみたりもしましたがあくまで聞いた話なので、必ずしもすべてが正しい情報であるとは限りません。参考程度に読んでいただけたら幸いです。

世界の歯科事情、記念すべき1回目は私が高校時代を過ごしたイギリスです🇬🇧今回は当時、ホームステイをさせていただいたホストファミリーの方からお話を伺いました‼︎

①歯科診療制度について 

イギリスの医療診療制度はNational Health Service(日本でいう保険診療)と自由診療に分けられています。NHSは安い治療費で受けられますが、すぐに治療を受けられるわけではなく、順番を待つ必要があります。自由診療では治療費が高額だけど、高いレベルの診療を待たずに受けることができます。しかし歯科治療においてはNHSは適用範囲外で、多くの歯科医院は自由診療をメインに扱っています。その背景にはイギリスの歯科医師不足が関係してるといわれています。 

②歯科医師への道 

歯科大学で5年間学び、その後は指導医の下で2年間研修を受ける必要があるそうです。最終的に歯科医師として働くにはGeneral Dental Councilに登録する必要があります。

③民間保険の内容について(自由診療)

ほとんどの歯科治療をカバーできる歯科保険を提供する会社は複数ありますが、審美歯科治療や不必要な手術は対象から除かれるそうです。保険会社によって独自のサービスがありますが、原則的には保険会社が負担してくれるのはだいたい平均して50%で、残りの50%は自己負担になります。適用期間は1年間です。もちろん更新もできるみたいです。 

④う蝕について 

イギリス人の成人の84%がう蝕リスクの高いグループに属しているとされています。 余談ですが、男性は31.5%、女性は23.6%がう蝕になっているにも関わらず未処置だそうです。その理由のひとつとして、治療をするには高額な治療費がかかるからです。 

今回もブログを見てくださりありがとうございました。 
いかがでしたか? このブログがきっかけで少しでも興味を持っていただければ幸いです。
では、また次のブログで🖐️

p.s. イギリスにいたときに撮った写真を添えて📷

ロンドン・アイ
ロンドン・アイ
ビッグベン
ビッグベン
ソールズベリー大聖堂
ソールズベリー大聖堂

参考文献: Oral Health Foundation/五条にしかわ歯科クリニック/Amebaブログ イギリスで歯科医師として働く日常/損保ジャパン

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