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【大人の歯科医師検定】新人歯科医として周囲からの信頼を得る振る舞い方とは? 連載コラム

【大人の歯科医師検定】新人歯科医として周囲からの信頼を得る振る舞い方とは?

石原壮一郎の「ダメ歯科医師と大人歯科医師の分かれ道講座」 #8

世の中には「ダメ歯科医師」「大人歯科医師」がいます。分かれ道に立ったときに、自分はどっちに進みそうなのか。検定問題にトライして、自分の中にひそむリスクに気付きましょう。虫歯もダメ歯科医師も、ならないためには早めの予防が肝心です。

今回のシチュエーション
新人の自分が失敗を注意された

春から新しく歯科医師の道を歩き始めたみなさん、おめでとうございます。少しは慣れてきた頃でしょうか。何事もスタートが肝心です。将来、周囲が眉をひそめるダメ歯科医師になるか、誰からも尊敬され慕われる大人歯科医師になるか。まだ修正や微調整が可能な今のうちに、自分がしっかり成長できる歩き方をつかみましょう。

新人の頃は、わからないことやできないことがたくさんあるのは仕方ありません。あとでふり返って「あの頃は恵まれていたな」と思うのは、失敗や間違いをちゃんと注意してもらえること。そのありがたさに気付けるかどうか、せっかくの注意や指導を逆恨みせずにしっかり受け止められるかどうかによって、歯科医師としての将来が左右されます。

ミスを認めることや頭を下げることは“負け”ではありません。それができることこそが、本当の意味での「プライドの高さ」であり、大人歯科医師になるための必須条件です。

【問1】

あなたは新人歯科医師。あるとき、患者さんに対して無意識に不用意な発言をしたようで、あとから先輩歯科医師に「あれはダメだよ」と注意された。さらに「これ、パワハラかな?」と笑いながら聞かれたが、どう返すか?

  1. 「いえいえ、さっきのは許容範囲内なのでぜんぜん問題ありません」
  2. 「じつはマゾ体質なので、今後も厳しくご指導いただけたら嬉しいです」
  3. 「とんでもない。愛のムチだということは十分に受け止めています」

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