こんにちは。前回は練和についてお伝えしましたが、今回は「レスト」についてです。
フィンガーレストとは歯科治療の手技を行う上で安定して治療を行うために、中指や薬指で固定することを指します。2年生の解剖実習で実践する機会がある人はあったかもしれませんね。
メスで切開する際にスーッと刃先だけで切るのではなく、しっかりと指で押さえながら切ることで一定の力で作業が出来るようになります。
タービンやコントラ、ストレート、超音波スケーラーなどを使う際に必要となる手技なので、よく分かっていない人はこのブログを機に理解してもらえればと思います🙌
①固定する指を決める
基本は薬指と中指を用いて支えることが多いと思います。オススメは中指と薬指を重ねて薬指を支えとして支台歯形成などを行うと安定して実習に取り組むことが出来ます👍
②反対側の顎の歯にレストをおかない
削りたい、スケーリングしたい歯の近くの歯にレストを置くのですが、「同じ顎に」ある歯にレストを置いてください。
上顎と下顎は両側の顎関節で繋がっているので下顎に力が掛かると、その分だけ開口してズレる可能性があります。
病院実習が終わりに近づき、もっと早く知っておけばなと思うテクニックを今回まとめてみました。
簡単なようで簡単になるまでが意外と難しかったりします笑。
それではまた!👋