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歯学部エディターズブログ

こんにちは。イオンで金物屋さんが販売している歯科器具を販売しているのを見かけて手用スケーラーに少しだけ心躍りました笑

病院実習生活も5ヶ月を経てやはり現場を知ることで自身の価値観が変わることもありその話をさせていただければなと思います。🦷

言ってしまえば当たり前のことかもしれませんが言うは易く行うは難し🧐

①患者さんの希望する治療がすぐに行える訳ではないということ💉

大阪歯科大学では特定診療科ごとに集中して見学する「特科実習」があり、これはインプラント科に見学した際の話となります。

インプラントは「隣の歯を削らなくてもいい!骨を足せばインプラントを埋め込むことが出来る!一本で〇〇万円!」と捉えていることもあったのですが、十分な噛み合わせの高さがない場合や他に矯正すべき歯がある場合にインプラント治療に至るまでの治療で何年もかかるケースがあると教えてもらいました。

インプラントを希望されている高齢の方で、病院まで一緒に来られる家族の負担や患者自身の体調を鑑みて担当の先生が長い時間かけて相談されている場を見た時に、インプラントを入れる選択肢が必ずしも正解ではなくあくまで一つの選択肢であると改めて気付かされました🤔

②患者さんだけを診るのではなく家族も共に診るということ👪

患者さんだけではなくその親族の口腔内状況を診てそのトラブルを解決してあげるべき!

というお話ではなく寄り添う「心」のことです。💛

障がい者歯科の見学に際し「よく磨けていますね」といった声かけをされていた時に、私は「家族がきちんと口腔ケアに取り組んでいるのだな」とそのままに受け取っていました。しかし障がいを持つ方は自身でブラッシングなどを十分に行えず、家族の介助の下清掃されているので、清掃が十分に行えていない場合があります。

介護者である家族が普段の日常生活で介護をしながら大学病院に来た時に「あまりよく磨けていませんね」と声かけをすることでモチベーションが下がってしまうことに繋がると聞いた時、診るべき視野が狭まっていたことに気づかされました😳

患者さんと直接お話させていただくことで分かることもあり、歯医者に近づいているのだなと思う日々です🧐

それでは診療にいってきます🫡

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