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東京医科歯科大学の周辺で絶品スイーツを！「サカノウエカフェ」＆「石釜bake bread茶房 TAM TAM」＠御茶の水

歯学部生が紹介する大学近くの行きつけグルメ #3 2023.5.2 会員限定

大学の周りには、学生たちが通い詰めるおいしいお店がたくさん！

皆さんも他大学の歯学部生が、どんなものを食べているのか気になりませんか？そこで本連載では、歯学部生エディターズが大学近くの行きつけグルメをレポートします。

第3回は、東京医科歯科大学の６年生（2023年3月時点）のR.Yさん、K.Mさんが、大学の地元・御茶の水界隈のお店をリコメンド。多くの大学が点在する文化的なエリアに似合う、落ち着く＆スイーツがおいしいカフェにご案内します。

季節ごとに変わるフレーバーを全制覇したい！
かき氷専門店「サカノウエカフェ」

R.YさんとK.Mさん

御茶ノ水の駅から湯島天神へと向かう急な坂道・清水坂と、三組坂が交差する場所に建つ「サカノウエカフェ」。どこから行くにも坂道を上る必要があるにも関わらず、夏は４、５時間待ちもザラという人気店です（混雑時は記帳制になるので長時間の行列はしなくてOK）。個性豊かな「かき氷」を一年中楽しむことができます。

純氷を薄くフワッと削った氷に、自家製シロップとエスプーマを組み合わせたパフェのようなかき氷は、常時６種類ほど。春は、サクラやヨモギ、夏はメロンやパイナップル、秋はイチヂクや栗、冬は柑橘や黒豆……といった具合に、季節の素材を使った自家製シロップが特徴で、いつ来ても新しい味に出合えます。

「台帳に名前を書いて、時間が来るまで近所をお散歩するのがいつものパターン。すると、ちょうどいい感じに体も温まってきて、かき氷をよりおいしく食べられます」（R.Yさん）。

R.Yさん

初めて行くならまずはこちらを！
定番人気の “こおりのショートケーキ”

こおりのショートケーキ 1,400円（税込み）

「こおりのショートケーキ」は、フワフワの氷に練乳ベース、甘酸っぱいイチゴのソースに生クリームのエスプーマ。氷の中にもイチゴの果肉が入っています。赤と白のコントラスト、トップにちょこんとイチゴをのせたビジュアルは、まさにショートケーキ！

「甘酸っぱいイチゴとミルキーな生クリームのエスプーマが相まって、味もまさしくショートケーキのようです。生クリームは控えめな甘さで、イチゴとの相性抜群。初めて食べたときはそのボリュームに驚きましたが、氷とエスプーマが口の中で同時にシュワッと溶け、ものすごく軽い食感で、ぺろりと完食できちゃいます。そのせいかこちらでは、1人で2種類以上のかき氷をオーダーする人も珍しくないんです」（R.Yさん）

K.Mさん

食べるのがもったいないほどカワイイ
和菓子風かき氷“パンダの「いち子」”

パンダの「いち子」1,800円（税込み）

もうひとつのおすすめは、お店から徒歩圏内にある恩賜上野動物園のパンダをイメージした「パンダの『いち子』」。湯島の老舗和菓子店「つる瀬」の上質なあんこを使い、生クリームのエスプーマとチョコレートで描いたパンダの顔がキュートなかき氷です。

「チョコレートと生クリームでパンダの顔を表現したかき氷は、おもに春と夏に登場。春限定の『いち子』は、氷に練乳ベースとあんこがかかり、氷の中にはフレッシュないちごと、サクラ風味の道明寺が入っています。食べる部位によって“いちご大福”や“桜餅”のような味わいが楽しめるというアイデアがすごい！

別容器で添えられたピンクソルトを少しかけると、甘じょっぱい味が後を引きます。今年の『いち子』は残念ながら終了してしまいましたが、夏はベリー系のソースに衣替えして登場する予定だとか。今から楽しみです」（K.Mさん）

全15席

サカノウエカフェ

住所　東京都文京区湯島2-22-14 ビュークレスト御茶ノ水 1F
アクセス　地下鉄「湯島」駅から徒歩5分
電話番号　03-5817-4767
営業時間　11:00～18:00、木・金曜～19:00（ともにLO）
※売り切れ次第終了。夏季変更あり。インスタグラム＠sakanouecafeで確認を。
定休日　月曜

小さな名店が点在する神保町の癒しスポット
「石釜ベイクブレッド茶房タムタム」

オープン前から行列ができていることも。

多くの古書店が軒を連ねる神保町は、昔ながらの喫茶店やカフェめぐりが楽しい街でもあります。神保町駅から歩いてすぐの路地裏にある「石釜ベイクブレッド茶房タムタム」は、一見すると、バーのようなシックな佇まい。木のぬくもりを感じる店内には、コーヒーのいい香りが漂っています。

特徴的なのは、石釜オーブンで焼き上げるバラエティ豊かなフード類。喫茶店の定番といえるトーストやカレーも、石釜の輻射熱で中心まで均一に火を入れることができ、外側はパリッ、カリッと香ばしく、中心はふっくら・しっとり、ジューシーに仕上がります。特に石窯で焼いたホットケーキは他では味わえない食感で美味！

R.Yさん

外はパリッときつね色、中はフワフワ黄金色。
行列してでも食べたい“石釜焼きホットケーキ”

石釜焼きホットケーキ913円（税込み）

看板メニューは「石釜焼きホットケーキ」。オリジナルのブレンド粉にバニラアイスやリコッタチーズを加えているという生地は、専用のフライパンで焼き色を付けてから石釜オーブンへ。じっくり20分ほどかけて焼き上げます。

「1年生のとき、部活の先輩に『いちばんおいしいホットケーキ！』と教わって、食べに来たのが最初。サクッとナイフを入れると、中はカステラにも似た卵色。食感は見た目以上にフワフワで、ほかにない味わいのホットケーキです。

メープルシロップをたっぷりかけ、しみしみになったところでバターと一緒にいただくと、ほのかな塩けがアクセントになり止まらないおいしさ。また、生クリームと一緒に食べるとスイーツ感がアップします。トアルコトラジャをベースにしたブレンドコーヒーとも好相性です。ランチどきは行列必至ですが、早く行かないと売り切れる可能性があるのが悩ましい（笑）。学校が終わったらダッシュで行くのが正解です」（R.Yさん）

K.Mさん

外はカリカリ、中はトロトロ・プルン。
新食感の“石釜焼きフレンチトースト”

石窯焼きフレンチトースト913円（税込み）

もうひとつのおすすめは、ホットケーキと1、2位を争う人気メニューの「石窯焼きフレンチトースト」。厚切りの食パンを特製のアパレイユ（卵液）に浸け込むこと1日半。スキレットに並べ、石釜オーブンでじっくり焼き上げます。

「アパレイユをこれでもかと吸わせた“つゆだく”タイプで、外はカリカリ、中はトロトロ、プルンの新食感。できたてアツアツの状態で運ばれてくるので、急いで食べると舌が焼けそうになります（笑）。スプーンでそっとすくい、シナモンを振った生クリームと一緒にいただくと、口の中でしゅわ～っと溶けてなくなる儚さがたまりません。メープルシロップをかけても美味。しっかりボリュームがあるので、お昼を食べそびれた日の軽食にもぴったりです」（K.Mさん）